USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 森岡毅 【第1章〜第3章】

とにかくたのしいし、勉強になる!

この本を読み切った感想はこれでした。笑 安直ですみません。笑
でも、本当に満足感が半端なかったです。
楽しいで終わるのはもったいないので、自分の血肉にしていくために、考察をアウトプットしていきたいと思います。

マーケティングが果たす役割とは?

マーケティングは会社の「頭脳」でもありますが、それと同時に多くの部署を動かすための会社の「心臓」の役割も担うのです。

第1章 USJの成功の秘密はマーケティングにあり P17

これは本当に激しく共感できました。
マーケターだけで仕事というのは基本的にできないと私は思っています。
例えば、顧客のニーズを把握するためにはカスタマーサクセスやサポートから話を聞いたり、LPのABテストをするのであればデザイナーに要望を出したりと社内の連携が必要だと思います。

マーケターは消費者理解の専門家だからです。
・・・
マーケターの仕事は、会社のお金の使い道や従業員たちのあらゆる努力を消費者にとって意味のある価値につながるようにシフトさせることです。

第1章 USJの成功の秘密はマーケティングにあり P32

その後に消費者視点で消費者を理解して消費者のためにサービスを作ることの難しさを森岡さんは、語っています。
事業を進めるにおいて消費者理解は大事ですが、実践は難しい・・・
周囲を説得する力を身に着けたい

マーケティングの本質とは?

マーケティングの本質とは「売れる仕組みを作ること」です。
どうやって売れるようにするのかと言うと、消費者と商品の接点を制する(コントロールする)ことで売れるようにするのです。

第3章マーケティングの本質とは何か? P68

「接点を制する」Web上の話で置き換えて考えると
消費者がスマホを触っている時間のうちどれだけ自社のコンテンツと接点を持てるのかと言うのが勝負所だと思っています。

例えば、YouTubeで動画をみて、インスタでストーリーをみて、Twitterで情報が流れてきて、TikTokでまた動画を見る。
その上で実際にHPを見て商品を買うに初めてつながるのかなと思いました。
今後ますますSNSの動線設計はすごく大事だろうなー


コントロールすべき消費者との接点は3つあります。
(1)消費者の頭の中を制する
(2)店頭(買う場所)を制する
(3)商品の使用体験を制する

第3章マーケティングの本質とは何か? P68

(1)消費者の頭の中を制する
キーワード:認知率ブランド・エクイティー
ここで語られているのが、『マーケティングの最大の仕事は、消費者の頭の中に「選ばれる必然」を作ること、そのための活動を「ブランディング」と呼ぶ。』
すぐにピンとこなかったのですが、メルセデス・ベンツ、吉野家、東京ディズニーランドこれらを聞いて頭の中に思い浮かぶものがありますよね。
それがブランドエクイティーであり、選ばれる必然を作ることができているブランドということです。
そして、そういったブランドは歴史が長いなーと個人的に思いました。
メルセデス・ベンツは96年、吉野家は123年、東京ディズニーランドは39年すぎょい!笑
ではでは、IT・インターネットの世界で考えてみると
Appleは46年、Microsoftは47年、Googleは24年、Amazonは28年、Yahooは28年
こうやって比較すると差はあれど今著名なブランドと呼ばれるであろうものは歴史がありますねーーーーー

(2)店頭を制する
キーワード:配荷率山積価格
ここでは実店舗を中心に考えていますが、Web上の話に置き換えて考えてみます。
配荷率というのは、Webページにおいてどれだけその製品について紹介がされているのかというところにありそうです。
例えば、ランキング形式のサイトだと大半が1〜3位までを大々的に紹介し、あとは小さく表記されている場合が多い気がします。
そのページでどれくらい割合を占めているのかというのが配荷率になりそうです。
山積は、Web上で考えると広告になるかなと思います。
ショッピングサイトを見ているとページの端や一部にそのページとは関係ない商品の広告が表示されています。おそらくあの広告たちが山積に近いものかなと思います。
ですが、あれって大半の人がうざいと思っていますよね・・・
私は割と何が表示されているのかなーと気になって見ちゃってついそのページに行きたくなってしまいます。笑
こういう人がいるから広告は一定は効果があるのでしょう。
価格は、店舗もWeb上も同じですね。
売上を中長期的に伸ばして行くのかと言うために考えるものです。
正直、価格の決め方についてはよくわからないので、深く考えずに次に行きます。(本の中ではUSJの価格についての裏話があるのでおもしろかったです。笑)

(3)商品の使用体験を制する
キーワード:トライアルリピート
トライアルは、消費者の最初の購入を指しています。
リピートは、2回目以降の購入を指しています。
当たり前ですが、リピートがないと中長期的に売上を伸ばしていくことは難しいです。
そのために、マーケターができることは消費者が喜んでくれるサービス・製品にしておくこと。
当然なようでこれがすごく難しいですね・・・
きっとここで大事になってくるのが消費者理解なのかなーーー
もう少し考えていきたいですね。

「売上金額」=「売上個数」✕「平均価格」
=「消費者の数」✕「認知率」✕「配荷率」✕「購入率」

第3章マーケティングの本質とは何か? P87

すごく簡単な計算式ですが、覚えておきたい。

一旦ここまでで一区切りにします。
残りは別記事にまとめます。

正直私の拙い考察では何も参考にならないと思いますので、ぜひとも本を買って読んでください!!!!
何よりも森岡さんの語り口が熱くて最高です!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?