推しの口コミ設計を分析してみたら、勉強になり過ぎた。

最近は、『SNSや口コミで
いかに話題にしてもらえるのか？』
という視点がマーケティングにすごく大切で、
いろんな取り組みをされている企業が増えている印象がある。

UGCという、企業が発信するものではなく、
ユーザーが作成したコンテンツを指し、
UGCを設計することの重要性を益々感じることがある。

UGCは
・信憑性が高い
・行動転換が起きやすい
・シェアされやすい
などといった特徴があり、

口コミを起こすことに繋がり、
結果的に集客や売上に繋がる可能性を持っていることに繋がる。

BTSのUGC設計を改めて見てみると、
意図的か、そうでないかは一旦置いておいて。

『いやいや、秀逸すぎるでしょう・・・。』という施策があまりにも盛り込まれていた。

小さい事務所から世界的なスターになった彼ら。

これを私たちに置き換えると、
小規模事業が世界的な大企業と肩を並べ、
トップに君臨しつつあるという状況を作っている。

コロナ禍でも売上を伸ばし続けた裏側には、
UGC設計は改めて、大きな役割だったのではないかと思う。

ということで、ここからは、BTSの口コミ設計を分析していこうと思う。

結論からいうと、すごかった。

そして、口コミされるのを待つ姿勢ではなくて、
自分から仕掛けていくことの重要性を
ヒシヒシと感じた。

そもそも、大きく分けると、6つも大きな仕掛けがある気がしている。

（また、今後増えたら改変します。）

1.MVのリリース時に・・・

これは、今ではほとんどの韓国アーティストさんが、
昨今ではジャニーズさんあたりまで最初の部分は
手を出し始めているので、今後ポピュラーになっていくのだと思うけど・・・・。

そもそも、新曲を出すときには、ファンに向けたバイラルまで設計されている。

まず、MVがアップされ・・・・

ファンの方がダンスだけ追いかけられるように
ダンス動画がアップされる。

ちなみに、これには、もう一つカラクリがあって、正直、ダンス初心者の人はこの動画をスロー再生したって、踊れるようにはならない。

（ダンスサークルで真剣にダンスをしていた私でも無理だ。）

すると、どうなるかというと・・・・
ダンスが得意なファンの方がレクチャー動画をアップしてくれる。

もう、踊りたい人には、最高すぎるコンテンツだ。

そして、このIDOLには、もう一つのPVがある。
まさかの。

ハッシュタグをつけて踊ったARMYの動画が、後半に流れている。

こういった、オフィシャル（再生回数なんて億越えよ？？？）の
コンテンツに取り上げてもらえる可能性がある・・・ということを
示すことによって、『次回があるかも・・・！？』と動画をアップする人たちが増える流れだ。

※4:32から見てくれ…

最近は、Tik Tokやインスタのストーリーなんかでも気軽に参加できるのが印象的だ。

ちなみに、余談ですが、Dynamiteのリリース当時、
こうやってダンスをアップしている人に、
BTSのオフィシャルから、コメントを入れていた。

（もちろん、みんなに対してじゃなくてね！
公式からコメントもらいました〜！という投稿を
その時期結構見た気がする。）

もちろん、裏はどうなっているかわからないけど、
こういった、結果を出し続けていても、
一つ一つ、反応して、見ているというメッセージを伝える
ことのすごさを実感した。

いや・・・冷静に考えてすごくないですか？？？？
（書きながら、改めて震えてる。←）

そして、踊れない人にとっても動画をアップするという形で、
彼らのバイラル活動に参加できる方法もある。

『リアクション動画』というものだ。

MVを見ながら、ただただ、反応するというジャンルがあるんです。
本当、私も知らなかった・・・・。

ちなみに、これ、公式からもBTSがリアクション動画を
撮っている動画がアップされています。

（貼り付けている動画は、後でまた説明しますが、
公式のものではなくてファンの編集したものです。）

意外と、人が反応している動画っておもろいのよ・・・・！

あと、この辺りは、権利周りを韓国は結構上手くやってるのだと思う。

（ごめんなさい、ここら辺は詳しくないですが・・・。
ジャニーズさんのリアクション動画をするときは、
モザイク入ってたり、音はオフにすることとかあるんですよ。）

ちなみに、余談ですが。

私も、いつも見ているユーチューバーさんが、
このリアクション動画をしているのを見たことが
きっかけにBTSに沼りました。

信頼している人のオススメの威力って、マジでハンパないです。

ね、設計されてるでしょう？？？

と、まだ、書きながら、１つしか説明できていなくて震えてる。

次行きます。