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殺戮箱でびっくりさせよう

【殺戮箱】は「ダスクモーン:戦慄の館」で登場したクリーチャー。
無色3マナ2/4で、攻撃する時に+4/+0修整を選んでも良い。
選んだならば終了ステップ時に生け贄に捧げる。
見た目通りの「びっくり箱」なカードだ。

無色にしては中々優秀なスタッツであり、【切り崩し】が効かないし、
タフネス4が優秀なのはご存じの通り。
3マナクリーチャーで(1ターン限定とはいえ)パワーが6になるクリーチャーは数少ない。

3マナでパワー6は他に2種しか居ない



追加効果は「攻撃した時」に選ばなければいけないので、相手は選択の有無を見てからブロック指定が出来ることに注意しなければいけない。
効果を発動すれば相手はチャンプブロックを選択するだろう。
攻撃を通すには何らかの工夫が必要となるが、幸いこのカードは無色であるためどんな色でも組み合わせることが出来るのが強みだ。

【世慣れた見張り、デルニー】がいれば、+4修正を2回選択することが出来、10/4となって殴ることが出来る。残念ながら攻撃した時点でパワーが2を超えるのでブロック不可能力の恩恵は得られないが。


ブロック不可にしたいなら【脱出トンネル】をパワーが2の間に発動しておくことで必ず攻撃が通る。


「パワーが2以下である」を参照するカードは【カルロフ邸殺人事件】
【ダスクモーン:戦慄の館】に存在しており、そこまで強いカードは無いのだが【殺戮箱】と合わせてみるといいかもしれない。





いかがだろうか。ぜひ【殺戮箱】を使ってみてほしい。









            \まだ終わってないぞ!/

【殺戮箱】はパワーアップをすると終了ステップに生け贄に捧げなければ
いけないのだが、つまり終了ステップまでは戦場に残り続ける。
そこで相性が良いのが、戦闘フェイズを追加する効果だ。
赤単色では【大規模な列車強盗】があったが、
更にダスクモーンで【逸失への恐怖】が加わった。
これらを組み合わせれば、
①2/4で攻撃
②効果を発動し6/4
③戦闘フェイズを追加
④効果を発動し10/4
とかなりの打点を出すことが出来る。単純計算で16点だ。
赤を使うのであればトランプルや二段攻撃を付与するのもいいだろう。
【殺戮箱】自体アーティファクト・クリーチャーなので、これ自身も1度
攻撃を終えたら昂揚に貢献できるだろう。


ここまでお膳立てをするならフレーバー通り【殺戮箱】でびっくりワンショットを決めたいところであるが、除去耐性がないこともあり流石に現実的ではない。

それなら【永劫の勇気】や【獰猛化】と合わせるのはどうだろうか。

クリーチャーを速攻化&パワーアップさせるこのカードがあれば、
【殺戮箱】は速攻8/4または速攻威迫6/4として殴ることが出来る。
相手に次々と突っ込ませて、除去を使わせて息切れさせよう。

こうなると実質【ボール・ライトニング】みたいなものだ。

3マナ6打点(こっちはトランプルあるけど)



どうせターン終了時にいなくなってしまうならクリーチャーを生け贄に捧げて何かをするカードを入れるのも良い。黒をタッチするのもアリか。



本体が無色なのが素晴らしく、自由度が高く夢が広がる。


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