MTGアリーナ体験談⑧ ブルームバロウ
2024年7月30日、MTGアリーナで新セットのブルームバロウがリリース。
かわいらしい動物達のセット、実際のパックも買ってみたいと思うぐらい。
ベーシックブースターという商品が新登場。
あまり評判は良くないみたいだが、私のように対戦をする訳でもレアカードが必ず欲しいわけでもない人間にとって「カードショップに行く」ということはすごい高いハードルなので、そんな人が軽い気持ちで買ったパックから紙のMTGを始める、というのが狙いなのだろう。
(実際に売れるかは別の問題だが…)
近くのコンビニには売ってなかった。
今後もベーシックブースターの販売が続くのかは気になっている。
ここからはブルームバロウのカードの話になるが、今回は珍しく
「部族」を推したカードセットのようだ。私が通って来たカードセットでは、リミテッドの多色の方針はシステム的なところがほとんどだったので、一部ではなく全色に部族が割り当てられるのは、すごい珍しいことなのではないか?(古いセットにもあったならごめんなさい)
プレビューを見た時からはハツカネズミが気になっていた。
エルドレインの森にハツカネズミが登場していて、こいつらも使えたら面白いなと思っていた。結果的には、ブルームバロウのハツカネズミが強すぎたのでこの2枚は採用されないことの方が多かったように思う。
その後全てのカードが公開されてたが、カワウソやカエル、アライグマやリスなど試してみたいデッキテーマが盛りだくさん。
部族テーマはデッキ構築が分かりやすそうで良い。
しかし落ち着こう、
「本当に部族デッキは強いのか?リミテッドだけの強さではないか?」
焦らず環境の変化を見ながらカードの作成を考えることにした。
ブルームバロウのカードは、1マナや2マナの低マナ域から4積み必須のレアが多い!
トカゲデッキならこれらは絶対必要だし、
コウモリならこう、
カエルならこう、
1つの部族デッキを作るだけで10枚以上のレアが必要。画像以外にも
ネズミやアライグマなど興味のあるものはあったが、何個も気軽に試せるものではなかった。
色々考えた結果、私が作ったカードは…
赤単にしとけばいいか。
赤白のハツカネズミよりも、シンプルで強い。
画像のハツカネズミ達は語るまでもない、アリーナにおいて強カードであり相手に除去が無ければ3ターンで勝ちという速さでフリープレイでは使うのを憚られる強さだった。
「合同火葬」の投げ飛ばしとはこれから3年間付き合うことになるだろう。
環境の高速化が止まらない。
赤単デッキの中身はどんな人でも大体同じような物だと思うが、私が採用したのがこのカードで、
「手ごろな標的」。1マナオーラで+1修正と容疑(威迫)を付与する。
墓地に行ったら3マナで回収できる。
このカードを使っている人には全然遭遇することは無かった。
理由としてはインスタントタイミングで使えないオーラはリスクが高いというのもあるだろう。ブルームバロウでも1マナオーラが登場しているので、
こっちを使っている人の方がまだ居た印象だ。速攻が付くという強みがあるが、それでも【手頃な標的】の方が継続的に相手のブロックを拒否できるため強いと思っているのだが。
ランク戦では十分勝てていたので、後はワイルドカードに余裕が出来たら
部族デッキを作っていくことにした。(最初にトカゲを作った)
ブルームバロウのデッキはこのセット内でシナジーが完結しているので、
良く言えば1度デッキを作れば3年間続けて使うことが出来るし、
悪く言えば後のカードセットで出たカードを追加していくことが難しい。
赤単であれば強いクリーチャーや呪文が来たら随時入れ替えればいいので
せっかく作ったけど使わなくなってしまった、ということが基本無い。
最後まで環境に付いていくことが出来ていた部族デッキは
「コウモリ」「トカゲ」「兎」
そこから少し離れて「ハツカネズミ」「カエル」あたりか。
これらのデッキがいつまで生き残ることが出来るのか気になる所だ。
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