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何事も本気でやれ(乃木坂46)

最近は日曜日の夜も面白いTV番組はないし、そしたらやっぱ乃木坂ちゃんでしょうってことで、「らじらー!サンデー」をよく聞いてたりするんだが、10時台番組ラストに流れるRADIO FISHの「GOOD BYE」がこの頃なんだか胸に染みて、最近は車を運転するときにもよく聴いている。

歌詞はよくある別れた恋人のことを想うステレオタイプな内容だけれども、先週の日曜日のラストは特に山下美月ちゃんに対して歌われているようで、余計心に染みた気もした。

とはいっても、番組自体は弓木ちゃんが京都弁になることでより一層パワーを発揮してて、それにつられてか茉央ちゃんもはっちゃけてて、なんだか藤森、KAZMAの両MCが押され気味だった賑やかな内容だったし、弓木ちゃんについてはいえば、沈金ではアルピーのお二人の圧力を必死ではねのけようとしている印象だったのが、らじらー!サンデーでは彼女のほうがMCを始めとする出演者に圧力をかけまくりの暴れまくりという印象のわちゃわちゃした楽しい内容でした。

でもエンディングの物悲しさが余計心に来たのはやはり卒業ライブが行われた当日で、番組前半はライブ会場の東京ドームからの生中継だったっていうのがあったからなのかな。

うさぎがかわいい

わしの場合、RADIO FISHはサブスクで聴いてるんだが、同じアルバムにはよく知られた「PERFECT HUMAN」も入ってて合わせて聴いたりしている。今このアルバムを聴くと2010年代発売の当時にしてはちょっと古めかしい2000年代ってかもう少し前っぽい雰囲気もあるんだけど(「PERFECT HUMAN」の元ネタじゃないかと思われる「江南スタイル」は2012年発売。その当時ワシはHuluだかなんだかで配信されてた「サタデー・ナイト・ライブ」で変な東洋人が出てきたなって思いながら観てた)、そのちょっとダサめなのが逆にかっこよく、あの時代に本気でやってるのがとても好ましい。オリエンタルラジオとしてはいわゆる一種のパロディ的な洒落でやったのかもしれないけれど、なんだか妙にかっこいい。
今ではだいぶ落ちぶれた日本のトーキョーに住んでるってことをいかにも誇らしげに「We live in Tokyo」って歌ってるのもポイントが高い。

で、聴きながら勝手に考えたのが、これがいい感じと思えるのは彼らが本気で演じたからじゃないかって思うわけで、それは1980年代〜90年代にかけてのとんねるずが「みなさんのおかげです。」でかっこいい音楽を本気でパロディとしてわざとダサくしつつ、でも本物っぽくてかっこよく演じてたってのに通じるものがある気がする。確証なんてないけれど、当時の視聴者としてオンタイムで観てた身としては勝手にそう思ってる。


最近のテレビでは、単純なゲームで失敗するさまを喜んでたり、誰かのミスをあげつらったり、ドッキリと称して騙された人のリアクションを喜んだりしているだけの、シチュエーション一発なお笑いばかり。劇場やお笑いライブへ行けば、彼らの作り込んだ芸が観られるんだろうけれど、のんべんだらりとテレビを眺めているワシのようなモノにとって今のTVは変わり映えしないドラマと、ただのリアクション芸を繰り返し見せられているだけでつまらない。


まっ、そんなわけで今回言いたかったことは、もっと作り込んだ番組(ドラマやコント、バラエティ)を観たいってことで、それは演者、制作者側がどれだけ本気になっているかってことが重要ではないかと思うのですね。

その点、乃木坂ちゃんたちのコントは彼女たちが本気で演ってる空気が感じられるので面白いと思う。もちろんつまらないものもあるけれど、そこはカワイさでカバー(という勝手なファン理論)されてるのでまあ合格。

そんな事書いてるけれど、いかにもキワモノとして実際にいそうな陰キャアイドル「刹那少女」(林瑠奈、早川聖来、弓木奈於)の関西弁でのテンポよすぎるボケとツッコミの掛け合いや、グループの持ち歌「あなたを好きな気持ちは誰にも伝えず墓場まで持っていく」での乃木坂的アイドルスキルの無駄遣いとか、漫才師レギュラーのネタのフルコピーを披露した弓木奈於&林瑠奈など(その他、五期生の乃木坂スタ誕で見せるお笑い芸の丸パクリも)、彼女らの本気度はだれが否定できるのか、いやできやしない。(などと反語表現で終わらせる)

ジョイマン なぎ

最初の話とまとめが関係なさそうでありそうで、まあそんな内容でした。

ワシ的推しの乃木坂ユニット「刹那少女」
「刹那少女」で画像をググると、ワシの投稿が上位に引っかかるのはいかがなものか。みんなもっと刹那少女の魅力を知れ!

悠理ちゃんも一時とはいえ帰国して公の場に出てきたし、そろそろせーらちゃんもどうかな。刹那少女の再結成を望みます。

また書きますね。

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