ノストラダムスの大予言
みんな大好き「ノストラダムスの大予言」です。
さっきTVつけたらCSで海外のドキュメントっぽい番組の題材がそれでした。その番組の内容は、これまで見たことがあるようなエピソードばっかでつまらかなったです。矢追スペシャルを見まくった世代をナメンナヨ。
で、前置きはそれくらいにして今回の話にうつります。
最近インターネッツの波間を漂ってたらたまたま目にした一枚の絵があります。
上の絵はルネ・マグリットという画家が描いた「共同発明」というタイトルの絵です。上半身が魚で下半身が人間の形をしています。人魚と言われて思い出すのは、ディズニーの「リトルマーメード」に出てくるような上半身はカワイイ女の子で、下半身が魚というパターンですが、この絵に描かれた人魚はその逆で気味悪いです。
気味悪い以外の感想として、これを見ててどっかで見たことあるなーって思ってたら、この記事のタイトルにした「ノストラダムスの大予言」という本が頭に浮かんだのでした。(前フリから話が繋がってきたぞ)
「ノストラダムスの大予言」は後に映画化もされましたが、今では不適切な表現があるとかなんとかで一般に映像は流通してないようです。まるでウルトラセブンの幻の回みたいです。
当時この本は世間で大評判の大ベストセラーになりましたので、これを本気にした人たちが続出し(ワシも半分本気だった)、のちのオウム真理教の大事件にもつながるというくらい社会に影響を与えた本です。
しかし実際に1999年7の月になっても空から恐怖の大魔王は振ってこなかったし、そのままノストラダムスが予言したような人類が滅亡するような出来事は起きなかったから(とはいえ地震や異常気象などの大災害は現実に起こっているけれど)、これはインチキだってのが定説になり、それからはおもしろサブカルネタ的な扱いになっているのは御存知の通りですね。
で、今回の本題ですが、なんでワシがマグリットの「共同発明」に描かれている人魚(魚人?)のを見て「ノストラダムスの大予言」を思い出したかって言うと、本の中にそっくりな写真(というか絵というか、不鮮明な印刷物)があったからです。
さっそく本棚から黄ばんだ本を引っ張り出して、パラパラとめくるとそのページが見つかりました。(後に増刷されたものではこの写真は差し替えられていたという話を「と学会」の本で読んだ気がするけど)
それがこちら。
本文ではノストラダムスが人魚が捕まったら人類は危ないよ的なことを書き残していて、この写真が掲載された新聞をよんだ作者の五島勉氏はショックを受け絶望したと書いていますが、これってマグリットの絵だからショックを受けたり絶望しなくても大丈夫ですよ、ベンさん。ってか、今ではもうショックを受けてから50年も経ってて、今更大丈夫だって言ってももう遅い。
んなわけで、念のためそれぞれの絵が同じものかどうかを確認するために、ちょっとゴニョゴニョしてみたら、完全に一致でした。
どうもありがとうございました。
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