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婚活アプリに手を出してみた〜その0

生まれてこの方32年と○○○か月
結婚願望?言われてみたら20代のときかなぁ、そんなのを強く持っていたのは。そもそもなんで「結婚」なんだろか

初めて出来たカレシはSNSがキッカケ
当時の私は今ほど他人とおしゃべりが出来たわけじゃないから友人も少なかった

SNSで知り合ったその人とは初めから波長が合って、妙に落ち着けて、とんとん拍子で交際に発展していった

結局別れたけどね

その後も何人かとつきあい、結婚のチャンスらしいチャンスは…2人くらいあったのかな。

結局はダメになったけどね笑

一人ってすごく気楽
例えば、友人や仲間に映画に誘われたとする

「ご飯食べながら感想を共有しあいたいじゃん」
共有…私も興味ある作品ならまだ良いんだけどね

一人じゃ観にいけないからという理由で時々誘われたりするけれど、それってワタシ的にはすごくイヤ(心の声)

同じタイミングで作品に興味を持っていたり、相手の誕生日等につきあう意味での鑑賞ならまだ良い

気が乗らない作品の感想に共有を求めるなら、せめて「面白かった」「いまいちだった」以外の感想も述べてほしい

だから映画に限らず単独行動は気楽。自分の意見を言わずに済むから。一人でのんびりと作品の余韻に酔いしれて終わらせることができるから

そんなこんなで一度も結婚しないまま38年と○○か月が経過

ここで記そうか
32年、38年という表記は結婚のチャンスに至った相手と別れたときの私の年齢です

そして今
変わらず無難に、健康に暮らせてる
たまに寂しさは感じる
そんなときは犬に頼ったりSNSに吐いたりお酒を呑んだり

それで事足りるんだよね

外野の声がする
「パートナーがいればもっとだよ!特別だよ」

そのパートナーとやらが全ての役割を果たしたところで、私のことだから今度は

「一人になりたい」といったテーマでボヤくのだと思う

・・・
昨年、母が亡くなった。69歳と一ヶ月の人生だった。

照れくささがあって、結婚チャンスとしては2回目のカレシを紹介できないままとなってしまった

しかし別れてからも親交があるその人と母が顔を合わせるキッカケがあり、そのとき母に「良き飲み友」と紹介することができた

母の体調がかなり悪くなっていた頃だが、今しか話せるときはないと思った。母もうすうす相手との関係を感じていたようだった。それでも、嬉しそうに聞いてくれた

あれから一年たち、やっといろんなことが落ち着いた

すると湧き上がったのは寂しさ
どんなに忙しくても、ふとしたときに感じるすきま風みたいなものが心のドアをノックする

そんなときに友人が紹介してくれたアプリがある。名前は伏せるけど、人生のパートナーを見つけるためのアプリだ

有料、無料と両方あるようで、ものは試しで無料に登録してみることにした

かといってやはり結婚願望があるわけではない
だからなんとなく罪悪感があった。しかし登録途中の段階で次々と押し寄せるイイネや足跡の嵐に、正直私は

引いた

無料には無料なりの怖さがある
そういったマニュアルで浅はかながら知識はインプットしている

気楽に構えているので、変なのに引っかからないとは漠然と思ってるけどね。どうなることやら

序章ということで、その0としてみた
シリーズ化させようというこの魂胆、あざとい?

いや、記すことでモチベーションを保とうとしているのだ。でなきゃ、結婚願望など38のときに失せてしまったのだもの。

なんとなく張り合いのないまま、それなりに楽しく過ごしていくのも良いんだろうけど

自分が思ってるほど世間体を気にする世の中ではなくなったんだなという安心感に甘えているのはあるかな

仕事ある
健康体ある
家ある
友人いる
金は…(汗)

全て永久的ではないけれど、これ以上に何かを求めてみるのも経験としては悪くはないよね

どんなパートナーと出会えるのか、どんな展開が待っているのか…文字で記してみよう