全社での学び合いから生まれる超高速のスピード感
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「子どもの成長を喜び、見守る想い」SDGsの取り組みから生まれ続ける事業と社会課題へのチャレンジ
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★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ（６２）
＜株式会社セイバン＞
兵庫県たつの市に本社を置くランドセル製造販売会社。1919年(大正8年)に泉亀吉氏が大阪で泉亀吉商店として創業し、1972年に株式会社セイバンを設立。地元播磨産の皮革を材料に、室津の漁師らが冬場につくった財布や鞄、キセル入れなどの販売から始まり、戦後に、たつの市の漁師町・室津にランドセル工場を設立製造を開始、現在国内ランドセルのシェアトップクラスを維持する企業へと成長。資本金4500万円、従業員310名(グループ計360名)、非上場の中堅企業だ。
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「天使のはね」とは元来、肩ベルトの付け根に羽根の形をした樹脂を内包させてベルトを立ち上げることにより、背負ったときにランドセル本体の重心を上にあげる効果をもたらす機能の名前であった。いまではランドセルの代表的ブランドとして認識されるようになり、ランドセル売り場でも天使のはねを商品名として求める顧客の姿が見られる。(wikipediaより) 「て・てん・てん・天使のはね♪」のCMでお馴染みのセイバンの「天使のはねランドセル」は 2003年発売当初から現在も人気の商品だ。
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地域に根ざしたこの企業のSDGsの取り組みは真っすぐでシンプルだ。
役員をはじめ社員の認識は「SDGsはCSRと何が違うのか？」というところからのスタートだった。まずは書籍『マンガでわかる SDGs』（SDGsビジネス総合研究所 経営戦略会議 (監修)）からの低いハードルをスタートに社員全体に対して勉強会を設け、CSRは一方的な社会奉仕であり、他方、SDGsは社会への貢献が自社の利益に戻ってくるサイクルであることや、将来 SDGsが達成された社会において企業活動を継続するために、避けて通れないことだという認識を全社員の心に刻んだ。
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★ 同社は学びの中から真っ直ぐで大胆な取り組みを実施していく。３拠点に分かれていた工場を新工場に集約することで物流にかかるエネルギーと時間を削減し、工場には環境にやさしい全熱交換器、高効率空調機の設置。環境や人体に悪影響のある物質や部品を排除した商品作りや、購入後６年間の修理保証。これまでも追及していた子どもの安全や地球環境への配慮。性別という入り口から入らずにカタログを眺められる「ジェンダー平等を実現しよう」への前向きな取り組み。さらにSDGsが当たり前のSDGsネイティブ世代との共有価値の追求など、様々な部署からの提言や提案を真摯に取り組み実施している。
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◆ ランドセルと言うと小学校に入る子どもだけの製品と思われがちだが、ホンダのスーパーカブ専用の超ニッチな「ランドセル型サイドバッグ」を開発したり、海外向けに大人向けのブランド「SICOBA」などもリリースしている。その他、保育事業として兵庫県西宮市に保育園「セイバンスマイルこども園」(2023年10月)の開園や東京都港区白金台に子ども服のfamiliarと共同運営している保育園など、またオンラインで学べる「Soda!Soda!探求子育てまなびメディア」の教育事業。「子どもと親」を対象とした領域や”ランドセル”の視点転換による新しいマーケットの創造など、同社のSDGsの取り組みから生まれ続ける事業は社会課題へのチャレンジが見て取れる。
❤ いやいや・・なかなか・・どうして、同社の2020年1月「SDGsに取り組んでいく」という方針発表からの、取り組みに対する超高速のスピード感には驚く・・・・Σ(ﾟДﾟ)ｽｹﾞｪ!!
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう！
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◎株式会社セイバン コーポレートサイト
https://www.seiban.co.jp/
◎公式オンラインショップ
https://store.seiban.co.jp/shop/default.aspx
◎天使のはね「やわらかくって、かる～く背負える。」篇
https://youtu.be/q8ArHPuaBXk
◎セイバン天使のはねが100倍わかるランドセルフィッターの解説
https://rand-torisetu.com/seiban
◎ホンダ・スーパカブ専用「ランドセル型サイドバッグ」クラファン
https://www.seiban.com/news/detail.html?id=139
◎海外向けに大人向けのブランド「SICOBA」
https://www.sicoba.de/
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