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リニアからリサイクリング、サーキュラー(循環型)経済へ



2015年のSDGsの採択をきっかけにコア事業を転換
2030年までに使い捨てプラボトル30億本削減に取り組む


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(17)

<ウォータースタンド株式会社>
 1969年: 資本金200万円で株式会社サニクリーン大宮(旧社名)を設立し、ダストコントロール事業を開始。空気清浄機のレンタルやリユーストナー事業、ボトルウォーター型宅配水事業を手掛けてきたが、2005年SDGsの採択をきっかけに水道直結ウォーターサーバー「ウォータースタンド」のレンタル事業にコア事業を転換した。本社所在 埼玉県さいたま市、2022年6月期売上92億4,600万円、従業員数624名(正社員359名)の中堅企業です。

同社のSDGsの取り組みはシンプルでわかりやすい。

▪ボトルフリープロジェクト:使い捨てプラスチックボトルの削減に向けて、使い捨てプラボトルをマイボトル(水筒)で代替することを呼び掛け、2020年6月度までに18万3000本の水筒を配布。地方自治体と連携協定を結び、誰もが給水できるウォータースタンド(給水スタンド)を、さいたま市、葉山町、所沢市、京都市、鎌倉市、世田谷区、小田原市、館林市に159台設置した。

ボトルフリープロジェクト:使い捨てプラスチックボトルの削減に向けて、使い捨てプラボトルをマイボトル(水筒)で代替することを呼び掛け、2020年6月度までに18万3000本の水筒を配布。地方自治体と連携協定を結び、誰もが給水できるウォータースタンド(給水スタンド)を、さいたま市、葉山町、所沢市、京都市、鎌倉市、世田谷区、小田原市、館林市に159台設置した。

▪SDGs出前授業:小学校から大学まで様々な年代を対象に環境教育を実施。講話やセミナーなどに加え、ツールやイベントで実施するワークショップ「森のがっこう」を通じて、最も大切なステークホルダーである未来の世代と共にSDGsへの取り組みについて考える”次世代育成教育”の提供。

▪ステークホルダーとしての従業員に向けては、SDGsカードゲームを使用したワークショップ研修を通じて学び、顧客とのコミュニケーション深化により3期連続ウォータースタンド設置台数が35%以上増加。 また、営業車両ではなく自転車を使用するエコサイクル手当を2020年2月に導入。 地域への取り組みとして営業所周辺にある海浜でのごみ収集・定期的な清掃活動。 さらにCSR活動として、アジアの発展途上国への学校建設・教育支援・人材育成支援活動などを継続実施。

これらの取り組みの結果、ウォータースタンド設置台数から使い捨てプラボトル削減本数・CO2排出抑制量を推計し、使い捨てプラボトル削減本数は5,701万本、CO2排出抑制量は5991.86t-CO2(2020年6月度)を実現した。

ウォータースタンド設置台数から使い捨てプラボトル削減本数・CO2排出抑制量を推計し、使い捨てプラボトル削減本数は5,701万本、CO2排出抑制量は5991.86t-CO2(2020年6月度)を実現した。

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同社はボトルウォーター型宅配水事業を止め、水道直結ウォーターサーバーのレンタル事業にコア事業を転換したのは大胆だけれど、とても理屈にかなっている。
そしてその進化はマイボトルの普及と無料の給水スタンドの自治体との連携協定による設置。その過程でのプラストックボトルの削減によるマイクロプラスチックなどの環境汚染の抑制。また、従前の宅配水事業でのボトルウォーターの配達がなくなったことによる宅配車不使用になることでのエネルギー削減など、結果Co2削減効果を得ることでのサスティナビリティが深化する。
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とてもわかり易いCSVの取り組み事例だと思う。
案外、難しく考えなくてもシンプルに自社事業を俯瞰すれば、ポッと見えてくる いや絶対見えるはず!・・・・・・・・・・知らんけど( ゚∀゚)

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎ウォータースタンド株式会社 コーポレートサイト
https://waterstand.co.jp/
◎農水省「サステナアワード2020」ルーキー賞受賞の動画
https://youtu.be/VsstFOIA6x4
◎ボトルフリープロジェクト
https://waterstand.co.jp/bottlefreeproject/


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