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販促ツールの廃棄をゼロにしたい!~から始まった挑戦



森林事業者とCO2削減に取り組みたい企業をつなぐ
カーボンオフセットのプラットフォームサービスを提供


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(22)

<カルネコ株式会社>
 カルネコ株式会社は、2016年に「世界一のポテトカンパニーになる!」と宣言するカルビー㈱から独立したベンチャー企業で、東京都千代田区に本社を置く、店頭販促物のデザイン、製作、販売を行う会社。POP、段ボールで組み立てる什器、ポスターやチラシ、ノベルティなど、紙を材料とするPOPであればポスターなどから陳列棚などまで幅広く扱い、その身軽さを活かして、販促物を「いるとき」「いる量」「好きな場所へ」届ける進化型オンデマンド技術を活用した実需調達型プラットフォームを展開。 従業員数34名(2021年9月)の中小企業だ。


販促物分野において、従来の価格訴求型のビジネスモデルからの脱却を図り、必要なものを必要なだけ小ロット生産することで取引先の廃棄物削減及びコストダウンを実現するとともに、同じ商品でも陳列する店舗の客層に合わせて販促コンセプトやデザインを変更するなど、対話を重視した個店やエリアごとにカスタマイズ可能な販促ツールを提供している。

同社は「販促ツールの廃棄をゼロにしたい!」という目的のためにSDGsを整理することからSDGsの活用をスタート。本業に加え、自社の他事業に関連があってシナジーを生み出せそうなSDGs分野にも新たに着手し、2011年より、CO2削減のクレジットを多くの人に販売したい森林事業者とCO2削減に取り組みたい企業をつなぐ【カーボンオフセットのプラットフォームサービス】を提供。1クレジットあたりの取引規模を小口化することで利便性を向上するとともに、簡単にパートナーを見つけやすいシステムとした。 さらに自社においては、POP製造のCO2排出量すべてのカーボン・オフセットを実現。加えて、使用エネルギーの自然エネルギー100%化を目指し、自社工場を再生可能エネルギー比率の高い電力に切替。また、災害時の電力確保も含め太陽光発電導入。

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既存、新規顧客へのCO2ゼロのPOP環境配慮型調達モデルの認知拡大、EVIの森林クレジットの流通の促進を実現(日南町有林J-クレジット契約リンク参照)。 持続可能な環境経営の強化と、働き方改革など社員の意識向上を行い、ステークホルダーとのパートナーシップ強化にも寄与している。
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2005年にカルビー㈱本社内で社内ベンチャーカルネコ部門を創設し、2016年にカルビー資本で独立し、2018年には資本移動で完全独立。「販促ロスをゼロにする」という宣言を行い その実現にSDGsの目標に則して明確な行動計画を立てそれを推進する姿が尊い。

うん。気持ちカッコいい!
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎カルネコ株式会社 コーポレートサイト
https://calneco-inc.jp/
◎日南町有林J-クレジット契約
https://www.town.nichinan.lg.jp/soshikikarasagasu/norinka/forestry/7/2018/1341.html
◎プロモーション活動を通じた環境貢献の取り組みをサポート
https://econavi.eic.or.jp/ecorepo/together/413


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