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食の感動で、この星を満たせ。



食の感動体験を探究し世界をワクワクさせ続ける
予測不能な進化で未来を拓く!


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(3)

<株式会社トリドールホールディングス>丸亀製麺
丸亀製麺は、讃岐うどんのレストラン・チェーンで、低価格で本格的な味と臨場感を提供している。店内で小麦粉から麺を作り、茹でたてのうどんと揚げたての天ぷらをセルフサービスで提供することで、スピードも実現している。顧客層は幅広く、オフィス街や郊外の店でも人気がある。国内店舗数829店舗(直営)、海外店舗数203店舗(直営&フランチィズ)・・・2023年2月現在。(海外は、香港・台湾・フィリピン・ベトナム・インドネシア・カンボジア・アメリカ・ハワイ・イギリス等)

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★丸亀製麺の価値提供の特徴は、手ごろな価格、本格的な味、臨場感、提供スピードが速いという、ユニークな組み合わせを実現した。

◎価格は言うまでもないが 安い!ファーストフード店のランチ価格と同水準。
◎本格的な味=うどん生地をつくるための材料は、国産の小麦粉と水と塩のみを使用し、保存料や添加物などは加えず、全ての店で粉から麺を作っており、作り置きをせず、できたてのみを提供。
◎視覚や聴覚、嗅覚といった五感全体で、湯気と熱気が立ち込める製麺所でできたてを食べるような体験を提供している。小麦粉の入った袋の山積み、キッチンはガラス張りで、熟成庫や製麺機が配置されており、製麺工程・調理工程の見える化。大釜から湯気が立ち込め、てんぷらを揚げている様子、注文を受けてから調理する様子も見える。
◎提供スピードの速さ=注文カウンターに並んで注文し、サイドメニューや薬味など製麺所のセルフ型を再現。自分で選んでトレイに載せてトッピングを組み合わせて自由にカスタマイズすることで、一般的な飲食店と比べ非常に効率的。

短時間で食事ができるのでオフィス街ではランチタイムの顧客。郊外の店では、子連れの家族やお年寄りなどのファミリー層にも応え、量やトッピングでボリューム感を調整できる事で、性別や年齢層に関係なく幅広い顧客を惹きつける。

これらの実現には、45日間で開発するフェアメニューの存在や海外店舗ごとのメニューのローカライズ。食材のホールディングスによる一括調達。国内店舗の直営店方式。店舗での調理と、店舗と本部が行う品質管理。中高年を中心の採用による長期定着。従業員の教育のための教育ツールを利用し、各工程ですべてマニュアル化と個人のタスクを設定、動画の活用で短期間で戦力に。また、マニュアルで細かく定めすぎず、自ら考えて行動して臨機応変に対応しながら創意工夫することを基本としている。さらに、技術向上だけでなく、働く人のモチベーションを高める麺の職人制度がある。

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★創業者はこう考えた。
お客様は「体験をしにきている」ということ。目の前で茹で上がったうどんを食べる。そのシーンとあわせた体験にこそ価値がある。おいしいのはもちろんであるが、安いからとかサービスがよいから、環境が整っているからという理由で来店しているのではない。そして、この製麺所を忠実に再現できれば、お客様は喜んでくださるに違いないと確信し、何があっても「手づくり・できたて」の麺を提供することは貫く、と決めた。それが揺るぎ合い信念となり、生まれたのが丸亀製麺だ。

ん~ 確認のためにすぐ行かなくっちゃ!
因みに私の必須トッピングは”ちくわ天”と”かしわ天”ですから~
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎丸亀製麺
https://jp.marugame.com/index.html
◎トリドールホールディングス
https://www.toridoll.com/index.html
◎ポーター賞 受賞企業・事業レポート
https://www.porterprize.org/pastwinner/2020/12/07140000.html


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