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困難と言われる・・・人材派遣業態が取り組むSDGs



できることから始めてSDGsにつなげることで気づいた明確な指針


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(55)

<株式会社トライサーブ>
 2000年に設立され、東京都豊島区に本社を置く、ソフトウェア開発および業務アプリケーション作成、開発環境構築技術サービスの専門集団。金融業界を中心としたユーザーに、システム開発やITインフラの構築などのサービスを提供している。顧客現場でのシステム開発や、保守運用の代行を担っているため、社員の多くは顧客企業のオフィスで業務を実施している。資本金5000万円、社員数80名、売上約10億円(2023年3月期)の中小企業だ。


同社は業態から考えると労働者派遣事業だと言える。もちろん労働者派遣事業許可番号も取得している。言い方を変えると人材そのものが商材と言えるだろう。IT人材派遣業界においては、デジタル人材の確保・育成に関する課題がある。このような課題を解決するためには、事業拡大や多角化が必要とされているが、同社は「常に誠実であること。人と人との繋がりを大切に」という理念の基18つの指針「8VISION」を策定した。
1.お客様に感謝される会社、2.継続し続けられる会社、3.社会に貢献している会社、4.正直に経営している会社、5.社員を大切にする会社、6.連帯感、一体感がある会社、7.努力が認められる会社、8.自分を高められる会社

派遣業態の企業にとってSDGsの取り組みを考え、つなげるということは正直難しいだろう、業界そのものの働き方改革の取り組みに至っては遅々として進まないのが現状だ。ただ同社が策定した「8VISION」はその取り組みのアクションを示唆している。

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★ 自社に繋がるSDGsの目標を考えても分からなかった。CSRの視点から取り組んだ「企業版ふるさと納税」による子ども食堂応援プロジェクトへの支援は、「1. 貧困をなくそう」「2. 飢餓をゼロに」「3. すべての人に健康と福祉を」繋がることに気づいた。「人と人との繋がりを大切にする」という創業時からの理念はお客様はもちろん「8VISION」を振り返った時、改めて会社の人材の大切さが見えてきた。『5.社員を大切にし、6.連帯感、一体感があり、7.努力が認められ、8.自分を高められる会社。』
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CSRの視点から取り組んだ「企業版ふるさと納税」による子ども食堂応援プロジェクトへの支援

◆ 働き方改革を大胆に推進。残業削減・有給休暇取得アップ・初任給増額・食費補助などの福利厚生の充実・産休育休の取得と復帰、さらに社内の一体感や連帯を生む数々の取り組みを通じて、離職率が業界の水準を大きく下回り、会社に誇りを持ちモチベーションが維持され、人生に寄り添える”仕事”として社員に浸透していった。

❤ 同社は食堂応援プロジェクトへの支援に加え、目標:『2030年までの取引社数の増加』による 「8働きがいも経済成長も」「9産業と技術革新の基盤をつくろう」、目標:『2030年までに当社の女性比率を20%以上にする』による「5ジェンダー平等を実現しよう、目標:『 グリーン購入法適合製品の購入やプラスチック廃棄削減によりCO2の削減に貢献』による「13気候変動に具体的な対策を」を策定した。

・・・困難と思えたSDGs目標設定も、企業の発展と持続可能な取り組みとしてしっくりと腹に落ちたようですね・・・この業界の先進例かな? 知らんけど
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社トライサーブ コーポレートサイト
https://www.tryserve.com/
◎株式会社トライサーブ 会社紹介動画
https://youtu.be/qatJxbVxyRM
◎企業版ふるさと納税(埼玉県)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0102/kigyobanfurusatonozei.html
◎SDGs推進サポートローン(みずほ銀行)
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/finance/growing_field/sdgs_loan/index.html

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