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海からエンパワーメントされる経験を、地球上の誰もが知っている世界に



海と人との架け橋となる事業を創出し、後世にも誇れる海を繋ぐ


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(147)

<株式会社ビーコン>
 2022年に設立され、神奈川県藤沢市に本社を置き、スマートフォンアプリ及びWebサービスの企画・開発・運営を行う 「海」を対象とした、シビックテック※のスタートアップだ。

※「シビックテック(CivicTech)」とは、「市民(Civic)」と「テクノロジー(Technology)」をかけ合わせた造語で、市民がテクノロジーを活用して、行政の問題や社会課題を解決する取り組みのこと。

同社は、海岸浸食や若者の”海離れ”などの課題を解決するために開発した、海洋情報発信アプリ「Be-conn(ビーコン)」で、海洋環境の保全や、人々の生活の安全を守るために、海洋に関連する情報を共有・記録することができる。

その主な特徴と機能は、【ライブカメラ】海沿いに設置されている無料ライブカメラの映像で、「いま」の海がどうなっているかを知ることができる。 【情報のシェア】海に関連する情報を共有・記録することがで、波情報・サーフィン・サップ・釣り・グルメなど、海に関連するさまざまな情報を共有できる。 【気象情報の記録】投稿に位置情報・時間が付与されていれば、気象情報(潮汐・波高・風速・気温等)が自動記録され、その時の海の気象情報を振り返りや、フォロワーにより解像度の高い情報の共有が可能。 【リアルタイムタグ】その場(海岸)で撮影・投稿された画像には赤色の「リアルタイム タグ」を付与し、フォトライブラリからの投稿には「リアルタイム」のタグは付与されないため、過去の投稿と区別ができるなどの機能を有している。

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★ 創業者の廣田 諒氏は、1995年生まれで、元ライフセービングの日本代表。代表を引退後、株式会社オールアバウトでコンテンツマーケティングに従事した後に、H.I.S.設立者の澤田秀雄が主宰する「澤田経営道場」に入門し、2年間の経営者育成プログラムに参加した。

廣田 諒氏

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◆ 令和3年度に、県の起業家創出拠点「HATSU鎌倉」のチャレンジャーとして伴走型集中支援を受け同社を設立し、「市民の力とテクノロジーの掛け合わせ」で海岸侵食のモニタリングコスト削減を目指しアプリ開発を行い、海に特化した新しいSNSアプリ「Be-conn(ビーコン)」を2022年7月にリリースし、マリンレジャーを楽しむ人の満足度向上のため、藤沢市の海水浴場をフィールドに実証実験を開始した。

❤ 同社は最近、海洋プラスチックゴミからアップサイクルされた、ベアフットサンダル「OKEANOS|オケアノース」の販売のために、「かながわベンチャー限定クラウドファンディング『かなエール』」でクラファンを開始し、理念沿った「後世にも誇れる海を繋ぐため、海洋プラスチックごみの削減」をめざす。

左:廣田諒 右:宇都宮一馬(製造:バカボンワークス)

アプリはユーザーへ無償で提供され、対象とした海岸周辺の事業者へのサイト誘導費用(広告宣伝費)での収益をめざすモデルで、さらに国や自治体への情報提供で、海岸侵食課題や防災・減災に活用するという・・・
これから、どんな進化が見られるのかが楽しみだ。

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社ビーコン コーポレートサイト
https://be-conn.com/
◎全力イノベーターズ~SDGsに挑むZ世代~海岸侵食を防ぐ| テレビ東京
https://youtu.be/WkZF5Hb0rPw?si=09DJvQ4JU-gweyTM
◎海洋プラスチックごみをサンダルに!(クラファンページ)
https://camp-fire.jp/projects/view/685913

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