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持続可能な社会のために行動する人を増やす



流通業にも通用する品質とデザインを重視し、チャリティとは一線を画したビジネスとしてフェアトレードを推進


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(97)

<株式会社福市>
 2006年に大阪市で創業。大阪市西区に本社を置く、フェアトレード商品などの輸出入及び販売を主とし、阪急うめだ本店でフェアトレードのセレクトショップ「Love&sense」を運営しており、外部企業向けにフェアトレード商品の輸入・販売、および、社会的事業に関するコンサルティングを提供している。資本金1500万円、従業員数9名(2023年7月)の中小企業だ。


インド、ブラジル、コロンビア、カンボジア、インドネシア、ベトナム、東北地方など世界各地からフェアトレード商品を輸入販売している。商品は、衣類、バッグ、アクセサリー、雑貨など幅広く取り揃え、阪急うめだ本店の直営店に加え、東京、横浜、名古屋、福岡など全国各地でイベント出店も行っている。 また、社会課題解決にアプローチしたい企業や団体・プロジェクトチームの社会的事業の伴走支援を行っている。

同社は2022年より、日本初上陸のインドネシアのサステナブル・ファッションブランド「HANDEP」の取り扱いを始めた。インドネシアのボルネオ島、中部カリマンタンに拠点を置き、主にラタン(籐)を使って、バッグやアクセサリーなどのファッションアイテム、インテリア用品、アパレルなどを展開するブランドで、地元の知恵や伝統に沿った持続可能な村の経済を生み出すことを目的とし、地元の天然資源を利用してファッションや室内装飾製品を作成することにより、女性や小規模農家を支援している。

インドネシアのボルネオ島に拠点を置き、主にラタン(籐)を使って、展開するブランド
インドネシアのサステナブル・ファッションブランド「HANDEP」

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★ 創業者の高津玉枝氏は、大学卒業後、富士ゼロックス、雑貨商社を経て、1991年に売り場のプロデュース会社を設立。その後フェアトレードの概念と出会い、「持続可能な社会のために行動する人を増やす」をミッションにフェアトレードの普及に取り組むために2006年に同社を設立し、梅田の阪急百貨店10階にフェアトレードのセレクトショップ「Love&sense」を運営。

フェアトレードのセレクトショップ「Love&sense」

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◆ 2011年の東日本大震災後に東北に「被災地と全国の人のハートを繋げたい」と考え、フェアトレードの考え方を通して東北の方々を応援したい。そんな想いのもと、地元女性の手仕事づくりに取り組むプロジェクト「EAST LOOP」を創出した。2017年までに宮古・大槌・釜石・大船渡・陸前高田・気仙沼などの約200名が参加し、3500万円を超える収入となった。

手仕事づくりに取り組むプロジェクト「EAST LOOP」

❤ EAST LOOP事業は、2013年に岩手県のNPOへ譲渡し、現在でも事業を継続している。 直近ではウクライナの国旗をあしらったニット小物を販売することでウクライナ市民の支援を目的としているようだ。

・・・何より、早期の紛争集結を願いたい・・・
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社福市 コーポレートサイト
https://www.love-sense.jp/
◎HANDEPが使う「ラタン(籐)」について
https://youtu.be/iPCAj8GOHSI
◎愛情と洗練された感覚で、フェアトレードを広めたい
https://www.keijitsukai.jp/interview/interview_20160218.html
◎EASTLOOPプロオーションビデオ
https://youtu.be/bK6kgb22nws
◎EAST LOOP Facebookページ
https://www.facebook.com/EASTLOOP

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