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★今日は生きづらい社会 から 優しい社会へ・・・クマの手カフェ



生きづらい社会を変えたい!
こころの傷を癒せないまま社会復帰への恐怖心に苦しむ人たちに寄り添う

<一般社団法人メンタルサポート総合学園>
大阪府八尾市に本部を置く法人で、2017年に設立され、心理カウンセラーの養成やカウンセリングの提供を行っています。メンタルの繊細な方々が安心して働ける職場をつくりたいというコンセプトのもと、心理学の基礎から専門知識まで、様々なコースを用意しており、プロのカウンセラーを目指す人や自己肯定感やコミュニケーション力を高めたい人などに対応しています。

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同学園は大阪市中央区上本町「クマの手カフェ」を運営しています。壁の穴から出てくるクマの手に癒されたり、モフモフの手で提供されるドリンクやスイーツを楽しめます。クマの手として働いているのは、うつ傾向にあったり、落ち込みやすいなど、人とのつきあいが苦手な人たちです。対面せずに接客できることで、安心して働け、店内にはカウンセラーの資格を持つスタッフもいて、困ったことがあったらサポートする仕組みになっています。こころの傷を癒せないまま社会復帰への恐怖心に苦しむ人たちと寄り添ってきた経験から、このコンセプトを実現するためにカフェを展開しています。クマの手カフェは、生きづらい社会から優しい社会へと変えていきたいという想いから生まれたコンセプトカフェです。

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「クマの手カフェ」は3つの取り組みをしています。
1)壁の外
穴から出てくるクマの手に癒されて、自然と笑顔がこぼれる場所。
あなたが自分らしさを取り戻し、また頑張ろうと思える場所。
生きづらさに立ちすくむ自分を、“ひとりじゃないよ”と包んでくれる場所。

大阪市中央区上本町「クマの手カフェ」

2)壁の中
傷ついた人を癒し寄り添うこと。
自ら立ち上がる力を育むこと。
自己肯定感や自尊感情を得ること。

3)そして、繋がり
社会に出るための自信を育むためのメンタル教育。
繊細な人と共に生きる優しい社会

教育機関が実施する”生きづらい社会”から”優しい社会”への転換をめざしたCSVの取り組みの一例です。

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私自身 直近の約9年はメンタルクリニックのスタッフをしていました。
そこでは臨床心理カウンセラーが寄り添い、短期間で元気を取り戻す人。数十年にわたって通所され人生を少しづつ切り開いて来た方。 それらに、共に人生に寄り添いながら治療に当たるカウンセラーの姿には驚きとともに敬服の念を抱きました。 まさに「人」は「人」によって「人」になる実践の姿だと感じました。

「クマの手カフェ」の取り組みは、多くの病院やクリニックの施策と一線を画し、社会に開かれたクマの手の窓口から、癒やしと共に社会に対する啓発の発信力に優れたイノベーションだと感じました。
・・・うん 凄い!
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎一般社団法人メンタルサポート総合学園
https://www.mental1-support.com/
◎クマの手カフェ
https://www.kumanote-cafe.com/

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