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真空管のアンプがやってきた!

オーデイオの友人が、ラックスキットA3550というパワーアンプを貸してくれました。早速、ビクターのスピーカーSX500ドルチェ・エテルノにつないで鳴らしています。パワーが50W~60W  モノラル接続だと100Wということで、余裕しゃくしゃくです。無信号時にジ〜とノイズがあります。チョークコイルというところからのノイズだそうです。まあ、こういうノイズ発生にそんなもんさ・・・という気持ちでいないと、付き合いきれないってことになるのでしょう。(笑)

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ウヒャ〜 後ろに4本立ってる小さい真空管がかわいいなあ・・・微妙に斜めに立っていたりして・・・すごく、人間の作ったものというか・・・素朴な感じがいいです。

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電気のことは全くの素人の僕です。三極管接続とか、ビーム管接続とかが、トグルスイッチひとつでチェンジできます。音は変わるのだと思いますが、僕の耳ではまだまだこれからって感じです。

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赤く灯る管の内部を見ていると、時を忘れてしまいます。ここから、音楽のパワーが出てくるのですから、不思議ですねえ・・・・

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1966年RCAビクターのUS盤 デューク・エリントンのTHE POPULARです。ムードインディゴの微妙なハーモニーのテクスチャー!クリオールラブコールもクラリネットが超リアルです。ステレオ時代になっていたはずの1966年当時、レコード会社はステレオ盤とモノラル盤の両方をまだ販売していたようです。このレコードはモノラルレコードなのです。中古盤をゲットしました。

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真空管のパワーアンプで、モノラルカートリッジを使って聴く!なんという贅沢なのでしょう。今から50年以上も前のレコードが、凄い音を楽しませてくれるのです。しかも、モノラルレコードをモノラルカートリッジで鳴らすと、ノイズも全然気にならなくなるのです。どうです!このオリジナル盤のレーベルの素晴らしいデザイン!

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寒い冬は、部屋を暖めてから聴いています。室温が18度以上になるまでは、CDをかけて装置のウォーミングアップ!石油の匂いが苦手なので、エアコンで暖めてから、オイルヒーターに切り替えます。電気代がかかるのがちょっとね!という点はあるのですが、空気を汚さないし騒音は出ないのでお気に入りです。レコードもカートリッジも冷たいといけないので、ターンテーブルを回しながら60Wのレフ球スタンドライトで2分間、暖めてから聴いています!冬のオーディオ作法、やっと身についてきました。

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来年1月の中旬頃には、転居することが決まったのでこの部屋でのオーディオリスニングを年末年始、じっくり味わいたいです。

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