自分の中で新しいものを試してみる価値

滞在先のロサンゼルス国際空港近くのホテルからサンタモニカビーチに向かった。今はサンタモニカのスタバでこの記事を書いている。

ロサンゼルスの滞在時間が限られている。フリーで使えるのは1.5日くらい。移動時間節約のために「Lyft」というサービスを初めて使ってみた。

結論から言うとUI含めて素晴らしいサービス。なんと便利な時代になったのか。新しいサービスを使ってみようとするマインドセットってめちゃくちゃ大事だなと感じた。

やったことないからいつもと同じ方法を取るのではなく、あえて新しいことを試してみるというマインドセットは仕事でも活きる。

日本でもタクシーだけでなくLyftやUberが認可されれば嬉しいが既得権益のため無理だろう。

タクシーの価値はなんなのか。急いでいるときにすぐにスタートできることくらいではないか。ラスベガスの空港ではタクシーだけでなく、LyftやUber専用の乗降エリアがあったので民主化されている。

Lyftは朝の6:30くらいに配車手配しても、なんと5分ほどでホテルのエントランスでピックアップしてもらえた。

事前にクレジット登録しているので、支払いは不要。ここまで5日間アメリカに滞在しているがキャッシュはまだ使っていない。

目的地もあらかじめ登録しているので聞き間違いによるエラーもなくなる。事前に金額も分かっているのでぼったくられない安心感がある。

自分の中では初めてのサービスで目的地まで到達できたこと、そしてお金の使い方をあらためて学ぶことができた小さな成功体験。これを忘れないうちにサンタモニカのスタバで書いている。

移動に対してお金を払っているだけでなく、ドライバーさんとの会話の時間も買えている。運転手はもちろんネイティブスピーカー。

ドライバーさんもただ運転してるだけでは暇なので、会話には乗ってくれる。

ココって結構重要で、聞く耳を持ってもらえている状態でないと会話のラリーを積み重ねにくい。この状態を車という共有空間が作ってくれる。

今回は女性のドライバーの方で僕から話しかけたら興味を持ってくれてめちゃくちゃ質問してくれた。

・日本人の国民性、震災時の規律
・日本の学校教育、性教育
・日本企業、日本経済、人口減少
・僕の家族構成
・英語をどのように習得したのか

今回はこんなトピック。

30分ほど時間を楽しく過ごすことができた。英語のメンテナンスにもなるし意見交換もできるし、アメリカのことも知れるし僕の中では圧倒的な価値になる。

せっかくネイティブスピーカーと話せる機会があるのにこれを逃すのは機会損失だ。同じお金を使うにしても単に移動するだけでなく英語の練習をできる機会として使えると安いお金の使い方になる。

そのお金の使い方を高くするも安くするも自分次第。大事なのは「どうすれば安いお金の使い方ができるか」と問い続けること。

安いお金の使い方は費用対効果のことで絶対値ではなく相対値である。10万円でも安い使い方もできれば、1,000円でも高い使い方になることもある。

自分と違う価値観を持った人と話せると自分の凝り固まった価値観をほぐしてくれる。日本という枠組みで作った価値観に柔軟性を持たせて拡張してくれる。

たまに海外に出てみて違った価値観を自分の価値観にぶつけて刺激を与えてみる。そんな良いお金の使い方ができた小さな成功体験。

これからもお金の使い方を練習していこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?