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水戸に現る8段タワーサウナ

勝田マラソンの帰りに水戸の「ゆるうむ」を訪問。結論、素晴らしい施設だった。水戸黄門がいたら旅の途中で立ち寄り、そこで旅は終わる。離れられないからだ。

惜しい点は駅からのアクセスくらい。施設自体には惜しい点はない。この惜しい点が県外からの利用者のハードルになっているためか、日曜15:00-17:00でもサウナのスペースに余裕があった。

まずは8段タワーサウナ。広い。ここまで広いサウナは珍しい。だがしっかり熱い。サウナをじっくり味わうために最初から上段には座らないポリシー。

まずは2段目に座る。ストーブはHARVIA製。弧を描くような天井。対流を意識して設計されている。よくDIYサウナだと対流まで意識されてないことがあり、同じ室内、同じ高さの段でも温度の差が大きくなることがある。

だが8段タワーサウナは滞留意識が感じられ、どの位置に座っても熱を感じた。テレビはあるものの電源が付いてないので内省できる。15分ごとにオートロウリュ。ブロワーでロウリュを循環させる。

ハーブサウナ。テレビはなく焚き火の映像とパチパチと音声が流れている。やはり焚き火とサウナの親和性は高い。以前神戸サウナ&スパで焚き火ナイトを体験したときの記憶が蘇ってきた。毎時00分と30分にオートロウリュ。思ったよりもロウリュにおけるハーブの香りは控えめ。これはもう少し癖が欲しかった。

スチームハーブサウナ。スチームで先が見えない。前にはサウナストーン、右手には椅子、左手には段(2段)がある。香りがよい。2段目に座る。ブロワーでしっかりスチームが対流しており体感温度もしっかりある。ハーブサウナよりも香りが感じられる。

らかんの湯にもスチームハーブサウナができたとのことでこれは今年中に体験しに行きたいと感じた。香りはサウナにおける重要ファクターだ。

ソルトサウナ。塩サウナなのだがなんとセルフロウリュ式。塩サウナでは初めてだ。砂時計で前のロウリュとのインターバルを可視化。これはストーンを殺さないためにも大事。しっかり温度もあるので、よくある時間のかかる塩サウナではない。中央に塩が置かれており、座りながらも手に取れる。塩と相まって発汗効果が高い。僕は顔や頭皮にも塩をペタペタ貼るポリシーだ。

水風呂は14度設定。バイブラ式。8段タワーサウナから出て右手にすぐある。バイブラ式なので音頭の膜ができずに直ぐにクーリングされる。これだけのキャパを持つサウナのだから水風呂渋滞を懸念しての設計だろう。これは回転率が高い。本日の水風呂の最大相席人数が2名だった。

水風呂は30-34度のものもある。湯船式と寝湯式の水風呂。これも使い方次第では未知なる楽しみ方ができそうだ。今回は時間の制約もあり利用しなかったが次回は色々と遊んでみたい。

外気浴の椅子も10以上はある。Colemanのインフィニティチェアのブラックカラーはカッコいい。内気浴の椅子も5以上はあり、横になれるタイプもある。椅子渋滞も全くしていない。日曜の15:00-17:00にも関わらず、だ。綺麗に澄んだ空を見ながらマラソンを振り返る時間は至高だ。

その他、40-42度設定のハーブ湯もありハーブに力を入れている印象。宿泊もできるらしい。水戸近辺に立ち寄る際には必ず再訪したい施設であった。

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