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多少無理してでも行けるときに行っておく
ハードなトレーニングをしたあとにはリカバリが重要だ。飛騨高山ウルトラマラソンで100キロ走ったあとは臥龍の郷へ。
高山駅16:00発のシャトルバスに乗る必要がある。高山駅西口に15:55に到着したので、ギリギリ間に合った。
身体も疲弊しているし帰りの交通手段ここともあるし行くべきかどうかは迷った。ただ「多少無理してでも行けるときに行っておけ」は人生一回のため大事にしていること。なので直感に従って行くことに。
そんなわけでバスに15分ほど揺られる。その先に飲める水風呂の郷はそこにあった。1年前と変わらない。
ここは宿泊施設でもあり客室もある。さっそく着替えてシャワーを浴びる。マラソン後にこの汗を流す時間が最高に気持ち良い。
サウナのキャパは10名ほど。
100キロ走った直後だとすぐに発汗する。水風呂は飲める。おそらくチラーは使っていないのだろうが、しっかり冷えている。マラソン後の熱を持った脚をアイシングするのに最適だ。
それにしても岐阜のサウナはどこも水質が高い。有名どころだと大垣サウナ、新岐阜サウナ、恵みの湯、そして臥龍の郷だ。
外気浴の椅子は3脚ほどで控えめ。満脚ならば岩の上に座る。周囲は森で色々な野鳥も飛んでいる。都会では体験できない外気浴だ。
露天にあるかけ流しの温泉があるのだが、ここに浸かるのが最高の気持ちよさだ。100キロ走って身体が疲弊している。お湯に浸かると心身が開放された感覚が得られ脳が快楽を覚える。
今回もサウナ→水風呂→外気浴→温泉のサイクルの際のでビビビと電気が走った。マラソン後は細胞自体はアクティベーションされているので、浮力効果の方が気持ち良さを感じるのはある。
いつも同じ入り方をするのではなく、目的に応じて入浴メニューは変えている。サウナは毎回4セット!でも良いかもしれないが、目的は自律神経を含めたコンディショニング。だから自分の体調に応じて最適解は変わるものだ。ここは動的に調整していきたい。
施設はサウナ室自体ではもう差別化が図れず、水風呂、外気浴が差を生む。サウナ室はお金をかければいくらでもアップデートできるが水風呂と外気浴はお金では解決しようがないからだ。
そんなこんなで良いリカバリの時間が送れた。帰りのシャトルバスは予約制ということを調べてなかった。2日前に予約が必要らしい。公共交通機関のバスも土日はもう最終運行が終わっている。
最寄りの飛騨一ノ宮駅まで徒歩20分、本数は1時間に1本。しかたなくタクシーで帰ることにした。15分ほどの距離で3,060円。
僕の感覚からしたら安くはない。このお金を飛騨牛に割り当てたかったのが正直なところ。
タクシーは普段乗らないので料金感覚がイマイチ分からない。会社にもよるだろうが5分で1,000円くらいと覚えておこう。
ただ飛騨高山に来る機会もあまりないし、不可逆的な失敗でもないのでタクシー料金のモノサシを得られた学びの機会としておく。
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