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さいたまマラソンセルフレビュー

さいたまマラソンに参加してきた。結果はネットタイムで2:57:33で2週間前の勝田マラソンに続き3度目のサブスリーを達成できたのは自信になる。

この2週間は強化というよりも疲労回復を優先して練習のボリュームを減らした。最大7.5キロが最長だがケトルベルやプランク、プライオメトリクスの補強トレーニングは普通に行なっていた。

やはり走っているだけでは伸び代を使い切ってしまうので、補強トレーニングでフィジカルを強くすることは必要なんだなぁと実感。

ランナーあるあるで伸び代を使い切ってもなお距離走をしてしまうことがある。ただ収穫低減の法則で費用対効果がグッと下がるフェーズに来たら距離重視から強度重視に切り替えることで新しい伸び代を使える。

さいたまマラソンはさいたまスーパーアリーナの中がフィニッシュラインで、最後にアリーナ内に入った際には高揚感があった。薄暗い照明の雰囲気が良いんだよなぁ。ワクワクする。

10代のころPRIDEやK-1が大好きでテレビや現地観戦もしており、さいたまスーパーアリーナ=格闘技の聖地のような場所。

アリーナの最後の50mは結構感動。このゴール設計は良い。あと荷物が会場の座席に置かれており、それが観客みたいになっていて、それも良かった。勝手に高揚感を覚えヒーロー気分になれた笑

ゴール後にフィニッシュラインに向けて礼をしている人がいたので、今度僕もやってみよう笑

走りの内容はというと、最後まで集中できた。フィジカル的にも出し切ってヘロヘロになったという感覚はなくイーブンペースで終始安定した走りができた。

10キロ台で右脚のハムストリング辺りが張ってる感覚があったので途中で攣るかも。。と懸念していたがなんとか持ち堪えてくれた。

攣る感覚はほぼなく、前日からスタート前にかけてウルトラミネラルタブレットで水分補給をしっかりしていたことが効いているようだ。

水分補給についてだが、しっかり水分が体内で滞在させるには固形物と合わせて摂取する必要がある。

よくサウナで水だけ飲んでいるとそれが体内を素通りしてすぐに流れ出てしまう感覚がある。あれは水分補給という行為はできているものの、実際にはできていない。

今回も成城石井で購入した五三カステラ(五切れ入り)とともにウルトラミネラルタブレットを溶かした水をスタート1時間前に摂取した。

するとカステラが保水してくれたからか尿意も来ないし、しっかり水分が滞在してくれたようだ。水分補給をするときは固形物と合わせて摂取ということは頭に入れておく。

走ってる最中は"フォームの穴をふさいでいく"感覚で走った。疲労してくるとフォームが崩れてくる。そうなると疲労×ランニングエコノミの低下の往復ビンタにより失速する。疲労は防ぎようがないので、僕はランニングエコノミの低下を最小限にすることを意識している。

フォームのチェックポイントを持ち、走りながらチェックする。崩れてきたなと検知したらすぐに修正することを42キロ繰り返した。フォームが崩れてきてしまうとエネルギーの変換効率に"穴が開く"。

穴が開くとそこからエネルギーが漏れてしまうので、推進力に使われるエネルギーが減ってしまう。だから自分のフォームをスキャンしながら穴をふさいでいく。フォームの中には呼吸も含まれ、呼吸が乱れてくるのを軌道修正しながら走る。必要以上に酸素を摂取しないように深く呼吸して落ち着かせる。

フルマラソンにおいてはフォームが9割くらいと言っても過言ではないと個人的には感じる。普段からフォームの精度を高める練習をしておき、自分のフォームのチェックポイントを持っておく。疲労は防ぎようがないがランニングエコノミの低下は防げる。

1.フォームの精度を磨く
2.補強トレーニングでフィジカルを強くする
3.スタート地点に立つ時点でのコンディション作り

おそらくサブスリーを安定して達成している人は上の3つを実践している。量を重視したトレーニングよりも強度重視で最大瞬間風速を意識している人も多いのではないか。そして走りながらコンディションを整えていくのではなく、スタート地点に立った時点でコンディションが整っている。

あとはカフェイン入りのジェルを20キロ地点で取り入れてみた。普段は30キロ地点なのだが、20キロ、30キロで摂取したら最後まで集中できた。3つジェルを使う場合、これまではノンカフェイン2個、カフェイン1個だったが、次も逆にして実験してみよう。

備忘)
・当日朝にサウナ1セット入って問題なし
・前日生中2杯飲んでも問題なし
↑もう少し、コンディショニングの意識を高める

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