はじめに

イギリスに移り住みました。

息子はすぐに現地の保育園に行き始め、更に現地の小学校に入学。そこで目の当たりにした、驚くべきイギリスの教育。

そこで見た英語教育は予想以上に素晴らしいものでした。

なぜか。

イギリスは世界でも特にダイバーシティの進んだ国。英語以外の言語が使われる周辺ヨーロッパ諸国はもちろん、アジアやアフリカ、旧ソ連の国々から移り住んでくる人も多いです。

息子の通っていた小学校では、純イギリス人の生徒は数少なく、むしろ英国外からの生徒が大半。家では母国語で話し、小学校の入学時点で英語を話せない子供も全く珍しくありません。

それでも、すぐに子供は英語を話せるように、読めるように、書けるようになる。それを可能にする英国の母国語教育とは、そもそも、そうしたダイバーシティを前提にした教育になっているのです。

学校と親との関わり方は深く、英語教育について親に課せられた役割も大きいです。そのため、子供がどのように英語を身に着けていくのかが、日々の子供とのコミュニケーションを通じて、見えやすいのです。

さらに、情報技術に関する教育。既に4歳の時から学校ではタブレットを使い始め、5歳になると初歩的なアルゴリズムを学び始めます。

そんな環境で、幼少期を現地の学校で過ごした、息子の教育を通じて見えたイギリスの教育の実情を紹介します。

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