Vol.31

第二子の長男が誕生し、一週間が経とうとしている。

「光陰矢の如し」

一瞬にして過ぎ去った。

20mlしか飲まなかったミルクも今は70ml飲み、飲みながら寝るという赤ちゃん特有の技も披露してくれている。

妻が乳腺炎になりやすい体質のため、体の負担を減らしたいという意向から、完全ミルクで育てることを決めた。

私も育児に積極的に参加できるため、妻の役に立てていることと、子どもと向き合う時間がたくさん取れることに喜びを感じている。

完全ミルクによる子育てにはいろいろな意見があると思うが、私たち家族が心身ともに健康で子育てに向き合えることが一番大切だと思う。

第一子の娘は構ってもらえない状況を我慢している影響からか、夜泣きが増え、妻に甘えようとする行動が多々見られる。

まだ7歳だもんな。

小さいからだで大きな負担に耐えながら日々過ごしているようなので、娘のガス抜きもきちんと行う必要がある。

別々の個性を持つ人間同士が、家族という概念の元に集まり暮らすことに、いままでにない幸せを感じている。

長男の誕生で日々がより楽しくなった。

元気な子を産んでくれた妻に感謝。
そして常に妻を支えてくださった病院関係者の皆様にも心から感謝。

「ありがとう」

この言葉の重みがスッと体に浸透していっている。