屋上から個人情報を叫んだ話

はじめに

この話は僕が今年の高専祭の高専生の主張というイベントに出た時の話です。
今回はまずなぜ高専生の主張に出ようと思ったのか、なぜ個人情報を叫ぼうと思ったのか、そして叫んだ感想などを書いていこうと思います。


高専生の主張に出ようと思った理由

高専生の主張とは何か

高専祭の日に屋上から各々自分の意見を叫ぶというとてもシンプルなイベントです。昨年から開催されていましたが昨年は諸事情で出ることができませんでした。

なぜ昨年は高専生の主張に出ることが出来なかったのか

昨年、僕は数学の某教員に対して課題が多すぎるという内容の主張をしようとしました。しかし直前になってその教員から教員を批判する内容の主張は控えろと圧力がかかったため主張をすることができませんでした。

今年、なぜ出ようと思ったのか

いつものようにTwitterを見ていたところ、友人が高専生の主張に一人しか応募がないという内容のツイートをしていました。正直去年のことで萎えていましたが困っている友人を放っておけないということで主張する内容も決まっていませんでしたが深夜テンションで応募してみました。


個人情報を叫ぶに至った経緯

高専生の主張に応募したはいいものの、主張の内容も決まっていなかったのでかなり困っていました。とりあえずありきたりな彼女が欲しいという内容の主張は思いつきましたがそれでは何も面白くない。そこから一時間程考えた結果ある考えに思い至りました。それが

これ、自分の個人情報晒したら面白いんじゃね?

はい、バカです。正直運営側に止められると思ってネタ的に提案したのですが、案外すんなり通ってしまいました。

最終的に決まった主張の流れ

学生会の人がまず僕の紹介をしてくれる→僕の主張(彼女が欲しい)を叫ぶ→インタビュー→もし彼女になってくれる人がいたら電話番号080-○○○○-◯◯◯◯(自分の電話番号)までよろしくお願いします!と叫ぶ


当日

朝10時ごろに屋上には到着しました。今まで屋上に入ったことは数えるほどしかなかったのでとても緊張していました。下を見ると友人が僕の勇姿を見に来ている姿が見え少し元気になりました。

屋上からの景色

緊張をほぐすために屋上で教員や先輩と喋っているとすぐに自分の順番が回ってきました。
ハーネスを付けているとはいえかなりの高さだったのでかなり怖かったですが無事に自分の出番は終わりました。


結果

正直、今回彼女が欲しいとは主張しましたが、これでできるとはもちろん思っていませんでした。けれどももしかしたら、もしかしたらこの僕の無様な姿を見てあわれんで彼女になってくれる女神はいるのかもしれない、そんなわずかな希望を胸に屋上から思いを叫びました。

しかし、僕のスマートフォンから着信音が聞こえてくることは高専祭が終わるまでありませんでした。

はい。イタズラ電話のひとつもかかってきませんでした。この学校に女神なんていないと悟り絶望した僕は打ち上げで行ったくら寿司で24皿+ラーメンを食べてとぼとぼ自宅に帰りました。


敗因

まずは叫んだ個人情報が電話番号だったのが悪かったと思います。電話なんて今時のナウなヤングは使いませんし、そもそも一回しか言わなかったので聞き取れていなかった可能性も高いです。


今後に向けて

この話を後日某有名ツイッタラーの先輩にしたところ、インスタのアカウントの巨大QRコードを印刷して屋上から掲げるべきだというアドバイスを頂きました。確かにその通りです。来年からは屋上でQRコードを掲げるので是非見てください(もしこのイベントがなかった場合巨大QRコードを首から下げて校内練り歩きます)。


来年への決意表明

来年こそは必ず彼女を作って彼女と高専祭を回ります。そのためにはどんな努力も惜しみません。

あと、もし彼女になってもいいよという方がいらっしゃいましたら、TwitterのDMの方までよろしくお願いいたします(ちなみに清楚系の子が好みです)。


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