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他者のストーリーを生きることとは何か
こんにちは、Your Verseの長谷川です。
「あなたの物語を紡ぎ、世界を紡ぐ、心震える瞬間を。」をテーマに経営支援や人生支援を活動しています。
この活動の中では、「他者のストーリーを生きる状態」から、「自らのストーリーを取り戻すこと」を一つの価値として提供しています。
今日は、この他者のストーリーを生きる状態とはなにか?についての考えを紹介させてください。
誰かの人生を生きている気がする状態
「他者のストーリーを生きる状態」は、結論からいうと、この一言に尽きるかと思います。もう少し具体的な状況を今まで支援してきた方の表現から抜粋すると以下のような感じでしょうか。
・親から言われた通りに進路を選んできたが、今後どうしたらいいか分からない(20代,女性)
・会社から期待されることをして評価されてきたが、次に与えられようとしていることはやりたくない。けど、どうしたいか分からない(30代,男性)
・家族のために自分の人生を犠牲にした。でも、いざ自分がどうしたらいいか考えても分からない(50代,女性)
自分がどうしたいか?ではなく、「誰かが用意した人生を歩んでいる」感覚かなと感じます。そんな状況になっている時の感じ方は、下記のような感じていること多いです。
・どこかしっくりこない
・満足感がない
・焦りがある
そして、行動としては以下のようになっていることが多いです。
・自分でやりたいと思ったことが正しいか確認したい
・誰かにどうしたらいいかを教えて欲しい
・今とは違う何かを探している
これを生み出しているのは、無意識の優しい主従関係ではないか
上記な状態になっていることには違和感を覚えることが多いのではないかと思います。では、これがなぜこうなってしまうのだろうか?
言葉を選ばずにいうと、優しい主従関係が一つの要因ではないかと感じています。
つまり、親や先生、上司から、こうしたらいいんじゃない?こうしたら失敗しないんじゃない?そう言われてやっているうちに、知らず知らず自分のしたいことをやる機会を奪われているのではないかと思います。
この例として最もわかりやすいのが、この動画です。
https://youtu.be/r1Bic3Go2dY?si=ajbEh98x7J1zJ9Mw
子供を持つ親としては、考えさせられますよね。
そして、何よりこの関係を複雑かつ強固にするのが、その指示通りにすると「褒められる」ので「嬉しい」ということ。この指示されて、褒められるというサイクルにより、どんどん強化されていってしまいます。
これを続けていると、いつのまにか自分の心が本当に喜ぶことが何かを忘れていってしまうのではないかと思うのです。
当然、褒められて嬉しいというのは人間として備わっている習性だと思います。大切です。ですが、それを全てにしてはいけないのだと思います。自分がどうしたいのか?という感覚も大切にしていくことが大切ではないかなと。
おわりに。
いかがでしょうか。私も少ない経験の中で、感じたことをまとめてみました。ぜひこんな考え方もあるのでは?という方いたら、コメントやメッセージいただけますと嬉しいです。
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