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【あきた暮らし】コンパクトシティーを捨て、ノープランで秋田市はどこに行く?!

秋田市の外旭川再開発事業パートナーとしてイオンが
選定されました。

秋田市からは基本構想、費用負担もなしに、卸売市場建設、
サッカースタジアム、最新技術を利用したすばらしい周辺
地区開発構想を提案してという公募でした。

ちなみに市議会からは、民間丸投げでだめだろうと何回か
ダメ出し後に強引に公募したものです。

今まで費やしたコンパクトシティーは捨てる?

今まで多額の費用をかけてきた駅前中心部のコンパクトシティー
は、捨ててしまうのでしょうか?

駅前から、イトーヨーカ堂が撤退し、今現在西武の身売り話も
でているなか、空洞化が加速しそうです。

あっ、秋田県と市が進めた「エリアなかいち」は、全国的にも
自治体主導でのまちづくり失敗例として紹介されています。

これまで秋田市はコンパクトシティーを推進し、過去にイオンの
提案があったときも、有識者会議や分析をしてデメリットが多く
これまで秋田市が進めていたコンパクトシティー構想にも反し、
秋田市中心部の空洞化、周辺民間店舗の閉店、近隣市町村への
マイナスの影響も大きいとして否定していました。

以下、秋田市の文書です。
「秋田北/農/工/商共存型まちづくり構想」の検証について

https://www.city.akita.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/018/523/kekka.pdf

↑の文書から抜粋です。秋田市役所の過去のイオン再開発構想の分析です。

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今後の動きは?

イオンのための公募だった気もしますが、秋田市はこれから
基本構想を作る予定だそうです。
基本構想作ってから公募が順序だと思いますが。

しかし、「秋田北/農/工/商共存型まちづくり構想」の検証について
でメリット、デメリットを分析し、周辺市町村、有識者委員の
意見を聞いた上で、地域創生、秋田市のコンパクトシティーの
方針に合わないと否定したイオンの構想をどう実現
するのか
興味深いところです。

過疎県、除雪も満足にしてくれない秋田市は、秋田市民のお金を
流出させて、数年したらイオンも撤退し、そのころには地元商店
も潰れてそうです。
※秋田市単独で20億超で新駅を作ったから、今回もポーンとお金を
 出しそうです。

ところで、サッカースタジアムですが、その前に体育館を整備
しないと・・・

秋田市立体育館は、雨がふると床にタオル敷いてるそうだし
秋田県立体育館は、天井が落ちて危ないのでずっと閉館してます。

バスケは歴史があるけど、サッカーは?
ラグビーは有名だったけど・・・

雪国で、冬遊べる場があるといいという声もあるけど、
自分だけでなく子ども、孫の代まで一人百万くらい負担しても
いいのだろうか?
※総工費がいくらかも想定価格がでてないのでわかりませんが。
 サッカーの企業も含めたサポーターだけで数千万くらいは
 集めてほしいですね。

 バスケは熱狂的なサポーターが多いので、できそうだけど。
 雨漏りしている市立体育館で、公式戦してるのが・・・
 いっそ、長期休館してる県立体育館を潰して、跡地に
 県市共同の体育館を建てればいいのに。由利本荘市の
 ナイス・アリーナくらいの防災も兼ねた体育館で。
 でも、県と市が仲が悪いのでダメそうかも・・・    


#秋田市
#外旭川再開発
#イオン
#コンパクトシティ
#御所野

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