わたし多分少し、HSP
37歳にして気づいた。
というかちょっと認めてみる。
HSP…Highly Sensitive Person
生まれつき感受性が非常に強く、敏感な気質持った人
よく寝る
想像力豊か
気疲れする
パーティー苦手
1人が好き
todoリストをクリアしてくのが好き
完璧にこなしたくて先手先手を考える
人に頼み事をするのが苦手
結構ちゃんと考える
結構気にする
自分の中の決まり事を守らないと落ち着かない
自分の中の道理、筋が通ってないと嫌
音、光、匂いに敏感
診断チェックをすると、だいたいこんな感じで当てはまる。
「繊細さん」なんて言われるHSP
この呼ばれ方が私は受け入れられなかった。
繊細で神経質で脆くて弱い人みたいな。
私はとにかく強い自分でいたい。
図太くて、しっかりしていて、傷ついてもへこたれない、繊細とは程遠い、ガンガン突き進む単細胞人間。
そんな自分でいたくて、自分の弱さを認めず向き合わず、何度か体や心を崩してるのに、それでもいまだ私は強い自分でいたい。
と、もうこんなことを理屈っぽくあーだこーだ考えてる時点で、おそらく単細胞人間ではないのだ。
旅行が好きじゃないのは、細かすぎる荷造りにまず疲れてしまうから。(さらにホテルに着いたらまず荷物の整理をして、早々に次の日の服の準備までしたりする)
転職が多いのは、自分の道理に反すると納得できなくてすぐに辞めたくなるから。(言ってる事とやってる事が違うとか、人として尊敬出来ない人の下で働いているとそんな人の下で働いている自分が嫌になる)
人見知りじゃないのに初めての人が苦手なのは、色々質問したりしなきゃと、ものすごく気を使うから。(でも別にその人に興味はないし、聞いた事もすぐ忘れちゃったりする)
鞄がいつも重たいのは、あれもこれもと心配で荷物が増えるから。(さらに鞄の中が整理されてないと嫌だから、ポーチが3つは入ってる)
犬や子供の映画が苦手なのは、感情移入が過ぎてしまい、数日引きずってしまうから。(自分の中でこれはあくまで映画だ、作り物だと言い聞かせ続ける)
と、まぁどう考えても繊細…というかなんか面倒くさい。
こんな性格で、よくもまあ「私は図太い単細胞人間だ」なんて思い込めたものだ。
きっと友人や家族は、私がこんな面倒くさい人間であると分かっているんだろうと思う。
それでも尚、そばにいてくれる人達への感謝の気持ちが止まらない。
結婚式の予定もないので、周りの人にありがとうを伝えられる場面なんてない。
1人1人にわざわざ連絡して「いつもそばにいてくれてありがとう」なんて伝えたら「急に何?」と気味悪がられるだろう。
かと言って、心の中で感謝してても伝わらない。
いや別にわざわざ伝えなくても、周りを大切にしていればいいものなのか?
大切に出来ているだろうか?
あぁ、面倒くさい。私って本当面倒くさい。
でも、面倒くさい私も悪くないってこの歳になって思える。
面倒くさい私が選択してきた人生は、面倒くさい性格が故に、結構ドラマチックだ。
何より面倒くさい私がちゃんと選んできたおかげで、周りは素敵な人達で溢れてる!
常に奮い立ってる強い自分ばかりじゃ、そろそろ疲れて来たのかもね。
まぁ、繊細も神経質も面倒くさいもいいじゃないの。
結局、
どれも私。
私は私にしか生きられないんだから。
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