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今月読んだ本 2月号(諸行無常篇)
白状すると今月はペルソナ5にハマりすぎて100時間くらいプレイしていたので本はほとんど読んでいません。よってこの記事のタイトルはぶっちゃけ嘘です。そういうこともあるよね。
私は連載中の漫画をあまり追いかけないのですが、この年末年始はそんな数少ないリアルタイムで応援中の漫画が立て続けに3作も最終回を迎えてしまいました。何事にもいつか終わりが訪れるものですが、いつも次巻を心待ちにしながら過ごしていた作品が幕を下ろしてしまうのは寂しいものです。
しかし見方を変えれば、未読者にとっては完結したばかりの今こそ全巻大人買いして一気に読むチャンスとも言えます。ということで今月は、最近完結した漫画3作をご紹介。
うちの師匠はしっぽがない
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全12巻。大正時代の大阪で、人間に化けた狸が落語家になる話。落語の漫画は他にもあるが、上方落語を題材にした漫画となると珍しい。
この世界では腕のある噺家は人を「化かす」ほどの話術を持っており、高座に集まった客は落語の内容をまるで実際の景色のように幻視する。TNSK先生持ち前の画力を生かしたダイナミックな高座のシーンは圧巻。
劇中劇として様々な落語の演目が描かれるのは勿論のこと、落語の外側で噺家たちが紡ぐストーリーも往々にして落語の演目をモチーフにしており、落語漫画であると同時に漫画落語でもあると言える。
最終12巻では謎の男の暗躍により大阪に危機が迫る。これまでのストーリーで出会った人物も続々再登場し、締めくくりにふさわしい大スペクタクル。牡丹灯籠のシーンは神がかっていた。
篠崎くんのメンテ事情
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