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成年後見制度を知る事

成年後見制度を申請するきっかけはどういう事が起こった時なのか。そして知らないで言われるがままに家庭裁判所に申請したらその後はどうなってしまうのかを事前に知っておくことは非常に大切です。
そもそも成年後見制度は2000年の介護保険制度と同時にはじまっている。
わかりやすくて言うと高齢のお金のあるおじいちゃん、おばあちゃんが認知症となった時の為の対策として、えぃやぁ!って取り敢えず作ってしまったものかと推測される。
この後見人をつけると言うのは高齢の認知症のおじいちゃん、おばあちゃんだけではない。
精神障がいの方
知的障がいの方
等も後見人をつけると言う事もある。
 そうなるとかなり使い勝手は悪くなるのが問題となっている。

その為、2026年頃までに成年後見制度を見直す動きは出ているがそこまで待って良くなるとは思えない。

しかし成年後見制度の特に法定後見を使わないようにする事は本当に考えておいたほうが良い。
また成年後見制度を使わずに問題が起こる前に対策をして仕組みを作るのが重要です。


12月には知的障害者就労支援施設で親御さん向けにセミナーを開催する事になりました。

 親御さんにとっては親なきあとの子供の事が心配ですので出来るだけたくさんのお金を子供に残そうとしているのではないでしょうか。
しかし、お金をたくさんの残せば残すほど後見人がついてしまいます。
子供にお金を残すなと言う事ではなく、親なき後に子供の為にお金を使えるように仕組みを作っていく事が大事なのです。
その仕組みを作るお手伝いをする事が私の仕事になります。


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