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親が借金を残して死亡

何十年も音信不通であった実父が死亡した事による相談から面談。

加入している保険はオ○ッ○ス生命であった。死亡保険金の受取人は実弟である。

加入している保険は疾病保障定期保険。
○○癌と診断され請求書類を取り寄せ請求出来ないままに死亡。と言うことであった。

死亡保険金は実弟で記載されているので実弟が請求するが、請求は出来ないとお客様相談の担当者から言われ、相続人であるお客様から連絡があったことからこの面談は始まる。

俺『請求出来ないなんて事は当然ありませんよ。』

保険証券を見せてもらうと担当者の名刺があるが既に退職しているようだ。

お客様相談センターに電話を再度して貰い、結論から言えば請求は出来ることになった。
当たり前である。

こんな状況で面倒な事を言われたら請求しない人も出るのではないかと感じる。
酷い対応である。

話を聴いて行くと父親は借金を残して死亡した事が判明。
書類を用意して貰い、見てみるとア○クとタイ○イと言う会社からキャッシングをしていた。
返済が滞り、債権は債権回収株式会社ヘ譲渡されて、毎月○万円を返済する契約書が見つかる。
当初の金利は29.7%と37.5%と完全な過払い金状態である。

そもそも債権回収株式会社とは契約関係にないわけであるから突っぱねれば良かったのだが今更である。
何も知らないと言うのは恐ろしいものだ。

そこでどうしたら良いかと相談になる。

相続放棄をすると言うアドバイスをする。
一緒にビジネスをしている弁護士に事の経緯をお客様の面前で電話する。

父親には兄弟姉妹が6人いた。
そのうち姉は亡くなっているのでその子供に代襲相続されることも伝える。
姉は九州に住んでいるとのこと。

相続放棄をしないといけない人は誰かと言うこともアドバイスしていく。

今週末に再度面談して裁判所に提出する相続放棄申請書を裁判所のサイトからダウンロード出来るので下書きして渡してあげる予定です。

一連の話をお母様にも伝えていたようでお母様をご紹介頂き面談して行きます。

しかし、何も知らないと怖いことはたくさんあります。

いかに困った時に親身に相談、アドバイスをしてくれる人を持つことが大切です。

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