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妊娠中に読んで良かった本たち

インターネットで検索すればいろんな情報が拾えるけど、やっぱりしっかり編集された本として読むのが昔からすき。
早くに目覚めてしまったので、妊娠してから読んで良かった本を記録していきます。

まず、松田道雄さんの「定本 育児の百科」

幼児教育に詳しい方が職場にいて、紹介してもらったバイブル。
古いけど色あせない言葉たち。
「そんなに肩張って頑張らんでもよろし、大丈夫、子はちゃんと育ちます。」
そんなことを優しく言われているような気持ちになる本。

詳しく書いた記事があったので載せておきます。

妊娠中から就学前までの状況やそれぞれの時期の育て方、注意することを書いてあって、一気に全部読むというよりは、その時期が来る少し前に読んでおく、という感じ。
なのでまだ産まれる前と新生児期くらいしか読んでいないけど、この先もまずはこれを読んでおけば大丈夫、そんな気持ちになって良い。

続いて、最相葉月さんと増﨑英明さんの「胎児のはなし」

スピってる胎児の話より断然面白い、胎児とはどんな存在で、どんなふうに生きているのかを書いた本。
昔はこう考えられたけど、今はエコーで見れるようになってこう変わったんだよ、という話が興味深い。
胎児を通して夫のDNAが妻の身体に入るという話がすごく面白かった。血の繋がらない夫婦が、妊娠を通して科学的に結びつきを強くするんだなって思ったらにこにこしちゃった。
もちろん子がいなくても強固に結びついた特別な関係ではあるものの、またひとつ、夫との繋がりが増えたことが純粋に嬉しい。

そして、川上未映子さんの「きみは赤ちゃん

これはずっと前に読んでいて、妊娠したらまた読みたいと思っていた本。
川上未映子さんの言葉で綴る妊婦日記。
悪阻も出産も壮絶で、まじかよこんなに大変なの…とびびっていたけど、今のところここまてではない。
でも、所々「ああ分かる、まさにこの気持ちだ」というところがあって楽しい。
なにより、お子さんの様子を時々SNSで見ているので、あんな大変だったみたいだけど、いますくすくと育っているんだなあと思えて心強い。
出産が楽しみになる本。いろんな時期に何度も読み直したい。

いまのところ、特に良かったのはこの3冊。
最近は集中力が続かずなかなか長い文章が読めなくなってしまっているけど、良い活字は引き続きどんどん摂取していきたい。

本といえば、わたしの読書原体験は絵本なので、子を産んだら福音館の定期購読がしたいな〜とずっと思っている。
だいすき、こどものとも。楽しみだなあ。


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