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入院最終日の夜に思うこと。コロナ禍での出産について。

あっという間に、入院最終日の夜です。
産んだ時のことはまた改めて記すとして、いまの気持ちを残しておきたいと思ったので書きます。

コロナの影響で夫ですら面会ができず、産む前はそれが本当に不安でした。
ひとりきりで産んで5日も入院生活送るの、つらすぎない?って。
でも実際はそこまでつらくなかったです。
忘れてたのですが、ひとりじゃないんです。
当然なのですが、子がいるんです。ずっと子と一緒。
そして、助産師さんがいる。毎日たくさんの助産師さんをはじめとする病院スタッフの方々が、本当に親身に対応してくれます。
だから、分娩時はとにかく産むことに集中できるし、出産後はとにかく授乳、おむつかえ、寝かせることに集中できる。
そして、自分のごはんを作らずとも用意してもらえてゆっくり食べられるし、合間合間に寝れるし(子が夜に元気になりがちなので夜は結構寝れないけど、昼はわりかし平和)、シャワー浴びるときやどうしても休憩したいときはプロが預かっていてくれる。ちょいちょい検査などで子と離れる時間にも寝れる。
おかげで、それなりに眠いけど思ってたより元気に過ごせてます。

だから、いま出産前で不安な妊婦さんたち、安心してください。
大丈夫です。
不安なことが少しでもあったら、遠慮せずに助産師さんに頼りましょう。
わたしは最初なかなかナースコールが押せず、だいたいこんな感じかな?って自己流でお世話していましたが、その状態であっても定期的に様子を確認しにきてくれて、分からないことないですか?って聞かれるときに話すことで、正しい授乳の仕方とか、赤ちゃんの身体の仕組みとか、いろんなことを教えてもらいました。
最初は恐る恐る子に触れていたけど、思ったより子は丈夫だからがっつりトントンしても大丈夫なんだな、とか、めちゃくちゃしっかり乳首を口に含ませた方が飲みやすいんだな、とか、日を追うごとに知識も経験も増えてきて、なんとなく慣れてきました。
まだまだ分からないことはたくさんあるし、ゲップをさせるのはまだ下手だし、吐かれると焦るけど、まあなんとかできるかも、と思えるようになりました。

産まれてから毎日変化する子の可愛さを夫と共有できないのはめちゃくちゃ寂しいけど、少しでも伝えたい!という気持ちで言葉で表して伝えたり、写真と動画をたくさん撮って送ったり、それをすることによって生後5日間の記録がめちゃくちゃたまってます。
5日なんて、この先の子の長い人生を考えたらとっても短いので、明日からすぐ取り戻せるはず。
夫は毎日「さみしいなあ、はやくあいたいなあ」と言っていますが、やっと会えた時の嬉しさもきっと格段に大きくなるはず。
わたしも明日の退院がとっても楽しみです。

この記録が、コロナ禍での出産に不安を抱えている妊婦さんの気持ちを少しでも軽くできたら嬉しいなあと思います。

もう一度書きますが、ひとりじゃありません。
子がずっと一緒にいます。プロがついています。
だから、大丈夫。
安心して、その日を迎えてください。

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