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ガラガラのノド

ガラガラ掠れ声のお嫁さん

ガラ美さんは

声門下狭窄症と

以前、このnoteでも

少し触れました


声門下狭窄症・・・
声帯から声帯の下(声門下腔)が狭いことで、喘鳴や呼吸困難などを引き起こす疾患です。狭まっている部位や範囲によっては、声帯の動きも制限されるため声も出しにくくなります。

(公立成育医療研究センターサイト 引用)



声の掠れは

この疾患の影響を受けているのです



20代の前半まで

気管切開があり、口と鼻だけでなく

喉からも呼吸をしてきたそうです


私と出会った時は、

気管切開は手術で閉じられていたのですが、

ノドの手術跡は

まだ、赤っぽかった記憶があります



ガラ美さんの凄いところは

専門学生を経て

言語聴覚士として、数年病院で勤務し

手術費をコツコツと貯め、

狭窄症手術に特化した医師を全国から探し

手術依頼、施術まで一人で行った事です



逞しさの塊


また、ガラ美さんが行った手術は

自身の肋骨の一部を切除し

その骨から声帯を作り

移植する

という特殊な手術だったようで、

当時、日本全国でもほとんど前例がない

手術だったようです

ガラ美さんは

「お医者さん達には感謝だよ」

と、今でもよく呟いています



そんな

壮大な出来事を乗り越えたガラ美さんは

今日も

おにぎりを頬張りながら

出勤していくのでした



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