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男子大学生がバチェラー3を全部見て学んだ大事な4つのこと

とんがりユニコーンです。

最近周囲の女子大生や社会人女性がAmazonPrimeで配信中の「バチェラー」について話すのをよく聞きます。電車の動画広告でもその存在は知っていましたが、なぜここまで話題なのかを知りたくなったため、この週末を使ってバチェラー3を全話見てみました。

一言で感想を言うと「非常に勉強になった」です。恋愛バラエティを見てこんなこと思う人は珍しいでしょう…。しかし大学生なので。しかも男子。極めつけに彼女はいません。

そんな彼女がいない男子大学生がバチェラー3を見て女性にとって大事だと学んだことを4つ書いてみました。

特別感

特別感が生まれるシーンでは、参加者の女性は非常に喜んでいました。それは以下の4つの場面。

・ファーストインプレッションローズ

初対面の中で最も印象が良かった女性がもらえるローズ。シーズン3ではぶどう農家の岩間恵さんが受け取りましたが、彼女は最後までファーストをもらったことを自信にしており、他の参加者は「恵はファーストもらってるから…」と意識していました。

・ツーショットデート

ツーショットに呼ばれた女性全員がインタビューで歓喜のコメント。2人きりという体験を非常に喜んでいました。もちろん、男性もそうですが。

・グループデートからの2人きりのデート

序盤は参加できるだけで喜ばれるはずが、終盤では「なんだグループか」と価値が下がるグループデート。デート後にバチェラーが「もう少し一緒にいたい人が1人いる」と言い、1人をご指名。ご指名された方々は「グループだったけど、その後選ばれて嬉しかった!」と皆が歓喜のコメント。グループデートという集団でのデートから、さらに選ばれるということに特別感があり、それが女性を喜ばせます。

・ローズセレモニーの順番

序盤のローズセレモニーで広告代理店勤務の野原遥さんが「一番に名前を呼んでもらえてうれしい。それだけ私のことを想ってくれている証拠」とコメント。一番ということにはやはり特別感があるようです。女心に疎い僕は「もらえるローズは同じだし、そもそもローズがもらえるだけでもうれしいはず」なんて思ってしまいました。そりゃ、彼女できないわけです。

コミュニケーション

コミュニケーションが本当に重要だと思ったのは、3話でデートに誘われなかった組が皆でワインを飲んでいる時、看護師の城田さんが突然一人で宿舎に戻ってしまったシーン。彼女はツーショット、グループデートにもまだ誘われておらず、さらにカクテルパーティーでもバチェラーとあまり話せていませんでした。

そんな彼女が突然「帰りまーす、バイバイ」と皆の元を離れてしまいます。泣かないと決めていた彼女ですが、インタビュー中に泣いてしまっていました…。

しかし、その日の夜のカクテルパーティーでやっとバチェラーと話すことができ、非常に喜んでいました。

ここで学んだことは「コミュニケーションの疎通がいかに相手を不安にさせるか」ということ。別にバチェラーは城田さんにイジワルしたわけでも、嫌なことを直接的にしたわけではありません。

しかし、デートに誘われない、話ができないという、コミュニケーションが取れないという状態が城田さんを不安にさせ、かつ悲しませてしまっていました。コミュニケーションを取ることがどれほど大事なことか、非常に痛感させられました。

サプライズ

ツーショットデート中に、誘われた女性がバチェラーにプレゼントすることが多いですが、それよりもバチェラーからのプレゼントはまさにサプライズもの。自分のことを想ってくれたバチェラーからプレゼントに、女性陣の誰もが喜んでいました。

「サプライズは女性に喜ばれる」とよく言われていますが、バチェラー3でもこの言葉は確かにその通りだと言えました。

たまの落差

「バチェラーが○○してくれない…」

このようなコメントがインタビューでチラホラ…。

「バチェラーが話してくれるといったのに、話してくれない…」

「サプライズローズをくれたのに、その後デートに誘われてれない…」

といった悲観的なコメントが多々あった女性陣へのインタビュー。しかし、こんな不安が一気に解消されると、インタビューは女性の歓喜に包まれます。

それが如実だったのは、広告代理店勤務の野原遥さんのグアム期間。ここでのツーショットデートで、グアムでの悲しい体験をバチェラーに打ち明けます。衝撃を受けるバチェラーに「今回のグアムを最高の思い出にする」と言われますが、その後福原さんはなかなかデートに誘ってもらえません。

しかし、グアムの最後になんとスカイダイビングデートというサプライズで野原さんのバチェラーへのイメージは一変。「グアムでの最高の思い出」という約束をちゃんと覚えていてくれたことを非常に喜んでいました。

これは落差があったからこその反応。もちろん、意図的に落差を作るというのはあまり良くないと思いますが…


さて、今回は女性にとって大事なこと、という切り口でバチェラー3に関して書いてみました。

次回は「なぜバチェラー3がウケているのか」について個人的に分析したNoteを書いてみます。