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Day210: 「栄養指導」と「経過観察」

衝撃的な「切迫早産」の診断の日、足のむくみがひどく、「1週間以内に栄養指導を受けてください」と言われていた私。
これまで、定期検診以外のことは、いろんな理由をつけて全て避けていたのですが、もう逃げられない…と腹を括って予約をしたのでした。


塩分摂りすぎ(ってどういうこと)問題

1週間前、足のむくみがひどいことを担当医に話すと「ラーメンよく食べますか?」と聞かれました。

ラーメン、そんなに食べません…
食べたとしても、スープ残します…(←聞いてない?笑)

「とにかく、塩分減らしてみてください。」とその時言われ、「切迫早産」の恐怖とも相まって、この1週間は超ビビりながら生活していたのでした。
(と、言いましても、食事の準備は夫と母にお願いしていたので、彼らが気をつけてくれていた、というのが正しいですね)

元々、薄味派を自負していたけれど

母は家庭料理が上手な人で、アトピーの兄がいたこともあり、(完全に主観ですが)割と健康的な家庭料理を食べて育った私。
さらに、祖父の趣味が家庭菜園だったので、食卓には季節の野菜が溢れ、旬の食材をシンプルに調理し、いただくことが、一番美味しい、と考えています。
夫には、「やさしい味」と評される料理を食べて生活しているので、まさか自分が塩分を摂りすぎている、なんて思いもしませんでした。

最近の行動を振りかってみると

栄養指導ではまず、日頃の食生活を聞かれました。
管理栄養士さんに渡されたチェックリストを確認してみると、「もしかすると、最近、外食が多かったかもしれない」と気がつきました。
7月上旬に引っ越し、揃っていないものも多いので、仕事終わりに夫と買い物に出かけ、そのまま簡単に食事を済ませて帰る…ってことが多かった!

せっかく名古屋に引っ越して来たんだし、「あんかけパスタ」食べる?とかなっていた気が…汗
あとは、考えるのも面倒になって、ホームセンターやショッピングモールのフードコートとかも多かった…

名古屋メシの定番:味濃いめ、油たっぷりのあんかけバスタ
いろんなお店がありますが、チェスティーノ美味しかった
身体のことを考えた(つもり)でほうれん草のソテーが乗ったものを選んでますが…

「今は、安静にされているので、外食減っていると思うので、大丈夫だと思いますよ。」と言われ一安心でしたが、やはり身体の変化には理由があるんだな〜と実感したのでした、

栄養指導で確認されたこと

栄養指導って、何を言われるのか全く想像つかなかったのですが、こんなことを確認&聞かれました。

  • 妊娠してからの体重の推移

    • 私の場合は、むくみがなくなって1週間で体重が−2㎏、妊娠29週目で妊娠前+4㎏だったので、特に指摘はありませんでした

  • 血圧、尿検査などで気になる数値があるか

    • 一時期、やや血圧が高めだったので、それは「少し」気になりますねとのコメント

  • 朝食・昼食・夕食の時間

  • それぞれ、どんなものを食べていますか?

    • 朝食:トースト(←何枚切りかまで聞かれた!)、バナナ、ヨーグルト

    • 昼食:そうめんにあるものをのせて(レタス・トマト・納豆・オクラ・茹で豚…)

    • 夕食:ご飯、野菜炒めとか、焼き魚とか、味噌汁とか、スープとか…

  • 外食やお惣菜(Take Out)などの利用頻度

その後、塩分チェックシートなるものを渡され、やってみると、「平均的な食塩摂取量」でした。

妊娠初期、つわりがあった頃は、何も考えずに食べられるものを食べていたので
結構ジャンクフード食べていました…なんて話もしました。

これからできることは何か

栄養バランス的には「全く問題ありません」と管理栄養士さんに言っていただき、ほっと一安心。
ただ、妊娠後期、ますます栄養バランスが大事になってくるので、私の場合、こんなことを意識しましょう!とアドバイスをもらいました。

  • タンパク質を意識して摂りましょう

    • 例:納豆、豆腐、豆乳、お肉、お魚など

  • 朝食に野菜を何か1つ取り入れましょう 

  • 季節の野菜は引き続き摂取しながらも、身体を温める食材も摂りましょう

    • 夏の野菜(特に瓜科)は身体を冷やすことが多い

    • ニラ、生姜など身体を温める野菜がおすすめとのこと

  • 野菜炒めなどは味が濃くなりがちなので、オイスターソースがおすすめ

    • 香りが豊かなのと、塩分量が控えめなんだそう

  • アイスは食べてもいいけれど、夜ではなく、日が出ている時間帯に食べましょう(お風呂上がりが美味しいんですけどね…涙)

人によって、置かれている状況はそれぞれで、妊娠前のライフスタイル、これまでの経過、体質など、本当に一人として同じ妊婦はいないんだな、と実感。
栄養「指導」ってどんな厳しいこと言われるのかと身構えていましたが、自身の食生活を見直す非常に良いきっかけになりました。
(そして安静生活で人と話す機会が減ったので、息抜きにもなりました。)

不安なことをちゃんと伝えて、診察を受ける

栄養指導の最後に、「他に不安なことはありますか?」と聞かれたので、1週間の安静生活で本当に大丈夫なのか心配で仕方がない、と伝えました。
すると、「少しお待ちいただくことになりますが、先生に診察してもらいましょうか?」と。

はい!診てもらいたいです!!!(もちろん即答)

子宮頸管の長さを確認してもらうと、なんと32mm!!
ちょっと伸びているではないか!!!

ああ、安静って意味あるのね…

と、実感していると、担当医から
「このまま安静を続けてもらえば、管理入院になることはないと思います。なので、このまま安静を続けてくださいね(←念押し)」とのお言葉。

安静にしていることで、切迫早産のリスクが少しでも下がること、それを知り、安心して帰路に着いたのでした。
ただでさえ「知らない」「わからない」ことが多く、不安でしかないこの安静生活。
ネットで余計なこと調べて、不安を煽るのではなく(安静にしていると時間だけはあるので、ついつい調べてしまいますよね…反省)、やはり担当医に診察してもらい、「私への」診断を下してもらうことが重要なのだと思います。

妊娠・出産は不安との対峙。
情報に振り回されぬよう、プロ(医師・看護師・助産師さんなど…)との対話を大切にしていこう、と心に決めたのでした。

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