春の気配_20100413
(この記事は旧「清水裕幸」公式ブログの2010年4月13日の記事です。)
ここ北海等北空知は道内でも特に豪雪地域で車でとっちに向いても30分も走るともうほとんど雪はないのですが、ここはまだ田んぼも畑も山も雪に覆われています。雪がないのは道路だけという感じです。
それでも少しずつ日当たりのいい土手や田んぼのあぜなどが露出してきました。通りがかりで「何か黄色いものが」と思って車を止めてみるとふきのとうでした。
ようやく北海道にも遅い春の気配を感じ始めた気がしました。
ところでふきのとうというと北海道ではほとんど食することはありませんが、以前に私が山形にいたときはスーパーで普通に売っていたのでびっくりしました。てんぷらや「ばっけみそ」(向こうではふきのとうのことを「ばっけ」と呼ぶ)と言って確か油いためしたものに味噌を混ぜて保存食にして炊き立てのご飯に乗せて食べると言うこと習慣がありました。
北海道ではせいぜい子供のおままごとの遊びでしか使われないものでしたが、ところ変われば習慣も違うものですね。あちらにいたときには両方食べましたが、特にてんぷらはふきのとうの独特の香りがしてそれほど苦味もなくおいしかったのを覚えています。向こうでも春の始まりを告げる食材と言う感じでした。
皆さんも天麩羅どうぞ試してみてください。花が咲ききったものではなく本当につぼみで出始めの親指大のものがベストです
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