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平成最後の夏

ひさしぶりに投稿する「わたしのiPod」。


「平成最後の夏」と名付けたプレイリストにいれているのは25曲。

よく聴く曲からえらんだ夏らしい曲。時間をあけたいつかに聴いたら、この夏を思い出さずにはいられなくなってしまうであろう、この夏の私的ヒット曲。

「平成最後の夏」

・Missing (RIOT ON THE GRILL/ELLEGARDEN,2005)

・月(Don't Trust Anyone But Us/ELLEGARDEN,2002)

・スターフィッシュ(Pepperoni Quattro/ELLEGARDEN,2004)

・ベテルギウスの灯(ANOMALY/the HIATUS,2010)

・とけた、夏,さよならプリズナー,各駅停車(girls like girls/yonige,2017)

・永遠の夏休み,幻,シャトルに乗って(mothers/My Hair is Bad,2017)

・真赤(woman's/My Hair is Bad,2016)

・生きていたんだよな,君はロックを聴かない,ふたりの世界,風のささやき,ジェニファー,漂白(青春のエキサイトメント/あいみょん,2017)

・レモンド,グミ,向日葵,氷菓,ユース(レモンドEP/ニトロデイ,2018)

・ティーンエイジブルース,1997,放課後(ティーンエイジブルース/SUNNY CAR WASH,2018)



夏の夜、暑さにぐったりしながらふと空を見上げると月が綺麗で。そうしたらやっぱり聴きたくなるのは「月」。なんとなくもの寂しくなって、「スターフィッシュ」に頼ってみたり、空っぽな心で「Missing」を聴いて素直になったり。口を小さく動かして口ずさむ。思い出すのは上野毛駅前、歩道の狭い交差点。そこからよく満月をみた。

「ベテルギウスの灯」はハイエイタスのなかでもエルレに近い、というとナンセンスな言い方だけれど、つまり、わかりやすい。衝動とむなしさが夏の焦燥感にぴったりなのだ。

「ああ さよなら つぎに会うときは他人でいようよ」

「もう二度と 人を好きになれない気がしていた」

「さよならプリズナー」。恋という感情への恐怖感がぶつけられているこの一曲が、とくにお気に入り。

「とけた、夏」はぽつりぽつりと語り出す声がたまらない。線香花火の火がおちたあとの静けさと悲しさみたいだ。

マイヘアをすきな女の子も男の子もごまんといる。椎木の女だとか、そうやって揶揄するひともいる。でも誰がなんと言おうと、マイヘアはかっこいいとおもうよ。こんなにきたなくて、人間臭くて、泥臭くて。彼が吐き出したり絞り出したりした言葉で、なんにんが救われているだろう。しかしそれにしても、この生々しさ、夏じゃないと真っ向から聴けない。なんてね、

マイヘアといったら真赤もはずせない。これも夏にしか向き合えない。この曲は2017年のムロフェスを思い出す。1日目のトリ、もうすっかり暗くなったお台場、赤いライトに照らされたステージの上に、椎木さんは立っていた。フロアには人がびっしりと立っていて、蒸し風呂のように熱気がこもっていて。皆椎木さんの言葉を待っていた。彼の語る言葉に、耳をすませていた。さんざん言葉を吐き出して、そして歌い出した真赤。夏のお台場に響きわたった、あの夜。今年のムロフェスに彼らの姿はなかった。

媚びているかと思いきや強い。あいみょんは良い意味で期待を裏切ってきた。すっかり虜になってしまったもの。漂白のどこか懐かしいメロディーラインもすきだ。

この夏を引っ掻き回してくれた「レモンド」。もうたまらないよ、レモンというのがまたいい。夏にレモンはかかせない。レモンが中和してくれる。夏に溺れそうなわたしたちを救ってくれる。

「ユース」も大好きだ。終盤のギターリフが狂おしいほどエモくて天才的にかっこいい。

カタカナと漢字からできた、みずみずしい曲名たちも愛おしい。

「ティーンエイジブルース」、からりとした夏の夕暮れ、自転車で商店街を駆けぬけるみたいな曲だ。

「世界を変えられない僕を 世界も変えられやしないだろ」

なんだそれでいいじゃん、それくらいの気持ちで、あっけらかんと生きていけるんだ。

「放課後」のイントロもすきだ。スーパーカーの「Lucky」を思い出させるのだ。



また来年になっても、これらの曲は聴き続けるだろう。また来年になったら、今年の夏を思い出すだろう。どんな夏になっただろうか、今年の夏は。