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悠久の時を旅する

友人との約束の前に行って、解散してからまた行った。
ああ、心が洗われる空間だった。

初冠雪とともに始まる麓の紅葉。ハワイからアラスカへ戻ってくるクジラ。夏に毛色を褐色に変えるキツネ。群れをなすカリブー。水草を食べるムース。極北の人々を癒すオーロラ。

そしてまた思いだす。あの日たしかに存在した時間、コンサート「旅をする音楽」の貴さを。

2022年、もっともうつくしかった時間だ。出会えてよかった時間。


すきなものが増えていく。より大きなスケール感で。そのことがまた嬉しい。今年はどんな「すき」に出会えるだろうか。ちゃんと、自分の感覚で出会えますように。

自分を支える幹はそんなに太くなくてもいい、でも枝はたくさんあったほうがいい。ひとつにこだわらず、枝を増やしていきたい。


今年立てたプランを見直した週末。できたこと、できていないこと。初めから完璧なんて無理なのだから、進んでは振り返り、を繰り返して少しずつ実現していこう。

来月は生活も変わって、またいろんな感情に悩むことになると思う。少しばかり不安を覚えてもいる。だからこそ、枝を。枝を増やそう。

枝として有力なのは、創作じゃないかなあ、と思う。
noteはまさに、である。だから、創作をほかにもやってみたい。なにがいいかな?ひとりPodcastとか。インスタグラムとか。ジャンルは?料理とかの暮らしベースか、あるいは何か別の?気分でごちゃまぜでもいいか。

そう、とにかく、今年は外に出すことを増やしたい、と思っている。いろいろ試しながら、わくわくしながら、やっていこう。なにか良いツールがあれば、教えてください。。!



さて、「旅をする木」、売店で購入したので、ゆっくり読み進めることにする。

ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは天と地の差ほど大きい。
「旅をする木」星野道夫

たとえば不本意に心がすり減る瞬間があっても、自分に足らないものがみえても、いまこの瞬間にも存在している「もうひとつの時間」を思えばなんてことないね。