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おかん留学/感謝の気持ちを口にする

チェコ人の友達と人間関係について話していた時に、こんなことを言われました。

It is important to always express gratitude even when life situations are not sometime good(人生の状況が良くなくても、いつも感謝の気持ちを表すことが大切です)

これを言われた時に、なんだかハッとさせられました。日本にいた頃の私は知らず知らずのうちにこれを失っていたような気がしたからです。私が誰かのためにやっても相手から感謝されることはないから、私も感謝の気持ちを出さなくなっている。やってくれているのがお互い当たり前になっていて、お互いが「ありがとう」という気持ちが薄れている。そうなるとどんどん溝は深まるし、何も解決しません。

例えば、夫婦なら妻がご飯を作るのが当たり前だし、冷蔵庫にいつも食べ物が入っているのが当たり前、旦那なら稼いでくるのが当たり前。いつものことだし、だからそんなことにいちいちありがとうは言わない。お互いが。

でもマルタで知り合った仲間たちは、愛情表現がストレートなので、感謝の気持ちも大袈裟なくらいのリアクションで伝えてくれます。それがたとえ毎日のことでも。今日はこんなにグレイトな時間を私と過ごしてくれてありがとう。big hug. こんな感じです。

日本にいると、気持ちをストレートに言葉にする人は少ないです。だから、ありがとうの感謝の気持ちも、ごめんなさいもあまり口にしなくなっていたような気がします。

相手が言わないから、私も言わない。それでは何も伝わらないのです。お互い、それを言わずにいると、マイナスになることはあっても、プラスに解釈されることはありません。わかっているけど、それが自分にはできていなかったような気がしました。

この言葉を全く文化の違うチェコ人に言われて、家族でも友達でも仕事でもこれは世界共通で重要なことなんだなと思いました。

そしてこうも言われました。自分が変わることは簡単ではない。でも少しずつ変わればいい。急いではだめ。急に変わることはできないから。
slow and steady
それは英語学習と同じ。少し勉強する。でも疲れたら休憩をしてリラックスする。心配しないで大切なのは「続けること」。時間はかかってもそうすることで必ず変わることができるから。

彼女は英語が上手な人なので、よく英語を教えてもらうのですが、いつも少しだけです。たくさんやると疲れるので、「休憩しよう。でもまた次も少し勉強しよう」と言ってくれます。

ほんとこれは大事だなと思わされます。
Take a break, but let's continue it

ありがとう。感謝。Thank you teacher of my life.

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そんな彼女は料理が得意。

ささっと作ってくれて私が手伝うのは野菜を切るくらい
しかも超おいしい。レストランの味です。
バンブーの入ったココナッツスープ。味付け不明だけどおいしい
オニオンとピーマンたっぷりピザ


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