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油森コーヒーおすそわけ企画を終えて

第3回 呑み書き告知を書いていてうっかりご報告を忘れていました。

油森コーヒーおすそわけ企画』にお申し込みいただいた40名(当初申し込みくださっていた39名+豆が余れば欲しいとおっしゃってくださった1名)の方々へのコーヒー豆発送/手渡しは、2月末をもちまして完了いたしました。5kgの生豆を入れていた麻袋がすっからかんです。みなさま企画にご参加くださり、ありがとうございました。
※ 万が一届いていない方がいらっしゃればご連絡ください。

そもそもなぜこの企画をしようと思ったか。
note連続投稿100日目に書いたnoteに、これからやりたいこととしてこんなことを書いたのです。

リアルでの『油森珈琲イベント』を開催したい、と。
しかしこれを書いた翌週に夫のアメリカ駐在の話が持ち上がり、翌々週には転勤の内示が出てイベントの開催を諦めてしまいました。

先の予定が不透明だったこと、秋冬の私の体調も不安定だったことに加え、土日に開催するとしてイベントに子どもを同行させること自体は工夫のしようがありますが、子どもが体調を崩したときに実家遠方/夫不在のワンオペ状態の我が家だと主催者の私が身動き取れなくなってしまい、イベント運営メンバー参加者双方に多大な迷惑がかかると判断したためです。

ちなみにみんなで連れ立ってコーヒー生豆を販売しているお店に行って、それぞれ気になった豆を買い、様々な焙煎方法で焙煎にチャレンジしてみて最後には私の淹れたコーヒーをご馳走する、というワークショップ形式のイベントを考えていました。楽しそうでしょ。


コーヒー関連イベントを本当は実施したかったんです。
自家焙煎の楽しさをみなさんに知っていただきたかったし、お家に遊びにきてくれる友人たち絶賛の油森珈琲をみなさんに飲んでいただきたかった。


そうしたら今年の正月に思いついちゃったわけですよ。
集まっていただくのが無理なら、こちらからお伺いしちゃえばいいじゃない。
焙煎したコーヒー豆をお届けしちゃえばいいじゃない、と。

企画はコーヒー豆の「webショップ」の体裁を取りましたがイメージしていたのは個々人とのお茶会です。みなさんのお家に遊びにいって一緒にコーヒータイムを楽しむようなイメージ。
日本各地にお住まいの40名のnoterさんと私とで一緒に同じコーヒーを味わうつもりで、コーヒー豆を焙煎し、封をして、ポストに入れました。

note酒場やオフ会でお会いしたことがある方には顔を思い浮かべながら。
まだ対面したことがない方や、Twitterでもnoteコメントでも交流はなかったけれど企画をとおして初めて言葉を交わした方には、みなさん現実にいらっしゃるんだなと存在をたしかに感じながら、メッセージや宛先を手書きしました。

「届きました」「朝食と一緒に楽しんでいます」「こう淹れるとより美味しいです」「読書をしながら飲んでいます」「こんなお菓子と合わせてみました」
続々届くご報告。みなさんがコーヒーを楽しんでくださった様子に頬がゆるみます。


第1回 油森コーヒー企画はこれにて終了。
企画にお付き合いくださったみなさま、ありがとうございました。
届ける/受け取る行為をつうじてみなさんを身近に感じることができて幸せな2ヶ月間でした。

実際に顔を合わさなくても単なる「デジタル機器の画面越しの存在」よりお互いの存在を少しだけ近く感じることのできる企画、これからもやってみようと思います。
配達系はハードルあがるけどね。なんか別の方法を考えてみるね。

♡を押すと小動物が出ます。