【書評】ゼロから学べる!ファシリテーション超技術(読書メモ)
Twitterで読書記録として読了ツイートをしているのですが、アウトプットとしては弱くて、書評と呼ぶにはあまりに稚拙ですが自分のメモとして記録させていただきます。今回は以下の本について。
概要
本書では会議の進行役としてのファシリテーターの基礎的なテクニックや心得などが書かれています。小難しいテクニックというよりは実践的な話に近く、内容踏まえて日々の業務として実践してなんぼという気がします。本書にも記載がありますが「意思決定」の為の会議の進め方を主に書かれている為、定例的な会議や状況報告といった会議形態には当てはまらない部分もある気がしますが、応用できる部分は十分にあります。
最も状況報告といった会議が本当に必要かという点は思うところがあるわけですが…。
この本を読んだ理由
ファシリテーターをつとめる機会が多いため、ではなくそもそも会議とは
などと考える機会が最近多くてファシリテーションという視点から会議について考えてみたくなった為です。大企業だと分かりませんが中小企業レベルではまだまだ無駄と言われてしまう会議が多い気もしますし、社歴ではベテランでも会議進行がうまいとは限らないので何がどう違うのか知ってみたくなりました。一時期プロジェクトでファシリテーターをつとめる機会があったのでその時の振り返りも兼ねていたりもします。
学べた内容(箇条書き)
基本:進め方
・会議参加者の納得感を得ることが最も重要。
・アジェンダづくりの時点で会議流れを事前に描いておく。
・発言に偏りがないように1人ずつ意見を聞く。
・1案だけ等短くきって何週かする。
・反応する、否定をしない等、居心地の悪い会議空間にしない。
応用:テクニック
・質問は答えやすいように簡易にする。
・内容を可視化して整理する。
・会議はKJ法で進める。
その他
・参考になる技術としてフレームワーク等を学ぶ。
・意思決定は時間を区切って全会一致を目指す×リーダーが
最終決定が無難。
・会議終了後に各自が何をするかが明確な状態が目標。
感想
応えやすいワードで問いを投げかける、会議参加者の納得感を得る為の意思決定方法等は細かい部分ですが自分事として考えた時にたしかにと考えさせられる部分もあり参考になりました。中々得た知識をファシリテーターとして発揮できる機会が今々時点ではありませんが、普段の会話の中や物事の進め方として参考にできる部分は大いにあったので、そういう部分で実践として本の知識を取り組んでみたいですね。一方で会議の目的や意味やゴールをあらためて学んだ事で、意味のない会議自体が問題だと痛感させられて、それをどうこうできる立場にはないのですがどうにかならんものかなぁとあらためて考えさせられたわけであります…。
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