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楽してこうぜ

このままではいけない、とわたしはついにおもった。

高校生のときはいい大学に入ることが正解で、大学生になったその次は、いい会社に入ることが成功。

「次は結婚」と、ようわからん目標をどなたかが設定してくださっていて、わたしと同年代の人は大なり小なり、それに振り回されている。わたしもふくめ。

でもですよ。
たとえ結婚したとして、この「次は〇〇」というお化けは絶えずやってくる。
つぎはきっと子ども。産む産まないの決断あり、子どもが産まれる産まれないの運あり、産まれるともし古い考えの家なら男子がいないとだの第二子がどうのって暴論に振り回されたり、赤子の立つのがいつだとか、しゃべるのがいつだとか、ひらがなを覚える早さどうだとかって、くらべて苦しむ。

やれ賃貸だ持ち家だ、年収がどうだ、勤め先がどうだ、趣味のあるなし、頭の天辺から爪先、産まれる前の心配から死ぬまでの年金の話、

書いていてうんっっっざりするような、たくさんの事柄で、競争するのはもうやめよう(cvぺこぱ)。

これは読んでるあなたじゃなくて、書いてるわたしに言っている話だからどうか気を悪くしないでください。気に病んだら読むのをやめてお散歩でもしてきてください。

わたしは、夜、このお化けに追いかけられて不安になって気づいたら奥歯を噛み締めてこらえるわたしに言っている。

こないだ定期検診に行ったら、左の奥歯がちょっと削れているらしい。
でも、「楽器やる人もよくなるんですよね」とも歯医者さんは言っていたので、そっちだったらいいな、と思っている。

支離滅裂だけれど、書けてよかった。

お化けはきっと度々あらわれるけど、なるだけ距離を置いて楽に生きてくよ。

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