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「今年の目標」の進捗どうですか?|会話ログ#20

 春、ですね……。

「今年の目標」って、立てていましたか? 立てた気がするけど、すでに記憶にないという人もいるかもしれません。「今年の目標」を年末まで覚えてる人、人口の何%なんだろう。われわれふたりは、今年使いはじめた手帳のいちばんはじめのページにそれぞれ目標を書き留めていました。しかし、それでもなかなか見返したり、話題にすることはありませんでした。

 そこであえて今話したい……。「今年の目標」の進捗どうですか?

『隣の席のふたり』
日々の思ったこと、楽しかったこと、挑戦してみたことを、仲良しのふたり【osi = デザインする人】【しづむ = 漫画を描く人】が話します。
(毎週水曜日更新)


「今年の目標」の進捗どうですか?|会話ログ#20

音声版はこちら↓


しづむ:
一月に目標を立てたときってさ、気が大きいから、も〜のすごい大きな目標を立てたりした人もいると思うんだけど。でも三月ももう終わりになって、現実と向き合う時期が来たわけ。年度も変わることですし。

osi:
酷なことを言うじゃない。

しづむ:
ふふふ。どうなんだっていうことをあえて言っていく回なので。

osi:
立て直したりするいい機会にしようっていうことですね。できてる人はそのまんまでもいいし。


次に振り返るときにも楽しいのがいいよね

osi:
アプリとかで、今年の目標を達成していったらペンギンが育っていって、年末にどれだけおおきなペンギンになっているか……みたいなのがあったら、ちょっとやる気が出そう。

しづむ:
なるほど、何%達成できてるかとかで変わっていくやつね……ペンギンじゃなくて花とかの方がわかりやすくない?(笑)

osi:
花とか木とかね(笑) 擬似的なごほうびで頑張れる人もいそう。ビジュアルで増えて行くとより目標達成感が高まりそう。

しづむ:
じゃあ今の「今年の目標」がどれくらい達成してるか絵にしてこようよ。体感でいいからさ。

osi:
ああ、いいね。いいじゃん。


低いハードルを気持ちよく飛ぶのもいい

しづむ:具体的に何%くらい進んでるみたいな表現は難しいけど、「やれてるかも」感をこのペンギンヘッドで表現するとしたら……。
しづむ:こんな感じ……。(?)

しづむ:
「毎日○○する」「毎週○○する」系の目標はもともと立てないようにしてた。継続系の目標は絶対達成できないから。つまりは、ハードルを低めに設定してるっていう感じなのよね。「○○をする 一回」みたいなチェックリスト式にしてた。

osi:
なるほど、「今年一回は○○をする」という目標の立て方なのね。何個くらい書いた?

しづむ:
七個くらいかな、だいたい創作とか仕事関係の目標だね。達成できそう、というのは何個かある。例えば、今持ってる連載を完結させる、が目標のなかのひとつなんだけど、それはゴールが見えてる。あともうちょっと描いたら終わるので。

osi:
いいねぇ。あともうちょっとみたいな感じなんだ。おめでとう。


毎日じゃなくてそこそこでいい

osi:窓の灯りで目標の達成率を表現してみたでげす。年末には入居者を増やしたいです。

しづむ:
osiさんは?

osi:
わたしは目標けっこうな数書いちゃってるんだけど……。

しづむ:
osiさんの目標で、一個覚えてるのあるよ。あなた、「今年は日記をつける」とおっしゃってましたね? どうなのかな、って思って。

osi:
おっしゃってました。あのねぇ(?)書いてますよ、ちゃんと。でも毎日は書いてないんで、すみません。数日分まとめて書く……みたいになってる。でも、書いてはいる!

しづむ:
ほう! いいじゃん。

osi:
自由に書けるタイプの日記だけど、まだ文章や一言でしか書けてないから、今後は毎日──毎日じゃなくても、絵を描いたりできたらいいなって思ってるとこ。

しづむ:
そっか〜、日記続いてるんだ。そういえば、家族も毎日日記つけるって目標立てるって言ってたから、こないだ聞いてみたんだけど、「そこそこ」って言ってたな。

osi:
みんなたぶんそこそこなんよ、日記は。まとめて書いてもいいんよ。ときどきでもいいから、継続的に埋まっていくことが大事だから。

しづむ:
うんうん。

osi:
あと、わたし、「毎日ストレッチする」っていう目標も立ててたんだけど、やっぱり厳しいです。下半身のストレッチを中心にけっこう1月、2月続けてたんだけどね……。でもね、この間頭痛がひどくて病院に行ったら「肩まわりが岩です」って言われて。下半身じゃなくて肩の方をやんないといけなかったんですね。運動の習慣がないけど、せめてラジオ体操とかやんないとなって思ってる。

しづむ:
(笑) 何で運動する系の目標って必ず挫折するんだろう。

osi:
私たちの中に運動するという文化がないから。

しづむ:
ないなぁ……。


このnoteはとりあえず続けられてます

しづむ:
このnoteも始めたのは去年の11月だけど、当然これを続けることも今年の目標のひとつだったはずなので、そう思うと12ヶ月のうち3ヶ月は続いてるわけだ。

osi:
えらいですね。ありがたいよね、ときどき反応もいただいて。嬉しいよね。ありがとうございます。人と一緒に、っていうのはやっぱ続けやすいよなぁ。

しづむ:
あ、あとさ、「友達何人かでボードゲームで遊ぼう」って話、とうとう予定が立ったね。リモートだけど。やりたいね、って言いつつ面倒でつい後回しになってたけど、ついに重い腰を上げて予定を立てられた。

osi:
たしかに! ずっとやりたいって言ってたやつ。

しづむ:
今年の目標にも入れてないし、遊びのことではあるけど、「ついにやったぞ」みたいなのがひとつあるって嬉しいね。

osi:
このnoteをやるにあたって二人で「やりたいことチェックリスト」を作ったじゃない? あれもどんどん埋めていきたいね。


言わなかったらなかったことにできちゃうから

しづむ:
「今年の目標どんくらい進んでる?」って人に聞くことってまずないじゃん。でも今話してたら「ああosiさんは体操頑張ろうとしてるんだな」とか知れたから、私も頑張らないとな〜ってちょっと思えたよ。

osi:
たしかに。だいたい、目標って一年に一回書いてそのままになって忘れられちゃうけど。今回みたいに年度末に──今年の上半期、下半期とかでもいいのかな。もう一回「よし!」って区切りをつけられる機会にもう一回今年の目標を書いてみるとか、赤入れしてみるとかはアリだよね。

しづむ:
現実を見て、誇大な目標を修正したり、逆にもっとやれるな〜と思ったら目標広げたり。

osi:
そうそうそう。何%いけてるとか、これは無理だったとか。今の生活にあってなかったな、とか。いろいろ見直せる。

しづむ:
よく考えたら、その年の目標を修正しちゃいけない決まりはないのよね。

osi:
ちょっと書いてみよっかな。

しづむ:
わたしも書いてみようかな。

osi:
まあでも目標ってさ……向き合うの怖いよねぇ。できてないな、ってことに向き合うの。

しづむ:
だよね〜。自分で向き合うのも嫌だから、人の目標の進捗聞く機会なんてもっとないかも。「今年○○するのを目標にする!」って言ってる友達がいたとして、その人が数ヶ月後にすっかり忘れてても、自分もそれを忘れてあげるのが友達みたいなところあるから。

osi:
でもあえて聞くことによって……みたいなのはありそう。誰も見てないかもしれないけど、目標は言っておくっていうのも大事そう。

しづむ:
やっぱ、だめになったらどうしようとか思って目標って自分の中に仕舞い込んじゃうけど、言った方が結局やる気はする。

osi:
言わなかったらなかったことにできちゃうもんね。

しづむ:
そうなんよな。


 また年末に、もしくはふたたびキリのいいところで、また今年の目標をほじくりだしてみたいと思います。前向きなことや意識高そうなことを言ってすっかり恥ずかしくなってしまいました。

 それでは、われわれは今年の目標に加筆修正を施しますのでこの辺で……。目標のハードルが下がっているか上がっているかはご想像にお任せします。


 祝20回目の更新。来週の更新はおやすみの予定なので、また再来週お会いしましょう。

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