音を作るのは難しい_2023_06_28
個人のゲーム開発で効果音も自分で作っているのだが、ずっと同じ音をモニタリングしていると、良し悪しがだんだん麻痺してくる
他人に聞かせると気にならないようなものでも、気になってしまったり、その逆もある
特にフォトリアルではない非現実的なグラフィックのゲームの場合は、存在しない音を説得力をもたせた状態で鳴らさないといけないので、正解がわかりにくい。ゲームジャンルによってはサウンドの傾向はある程度見えてくるけど
効果音はシンセの音作りや、加工のセンスや技術力が如実に出てくる
リアル系の場合はフォーリーサウンドを録音するのが大変なので、個人レベルのゲームでは本格的なものを用意しにくい問題もあるし、そもそも録音環境とモニター環境を整える敷居が高い
効果音は開発者ではない普通のユーザーにとっては空気のようなものであり、注目度はそんなに高くはないが、いざ自分で作って見るとプロの技術力の高さを痛感する
そもそも、架空の世界の音を想像するだけでも難しい上に、頭の中で鳴っている音を再現するのも難しい。どういうエフェクトや音素材を使えば目的の音になるのか知識と経験が必要だ
それでも音を使って遊んだり、ゲームに反映させてハマったときの満足感はすごい、世界に色がもたらされたような感覚になる。趣味レベルですらだ
ゲームで世界観にハマっている音は、とてもプリミティブで生々しい快感があり、ゲームのUXのレベルを高いところまで押し上げる力があるよな~と思う
もっと知識をつけて気持ちのいい音が出せるようになりたいね~
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