労働力_2023_08_03

  • 今日も仕事の勉強が中心だった気がする。3Dモデルのキャラを動かす知見が結構溜まってきたので、なかなか良い感じだ。

  • しかし、結局キャラクタを動かす肝はモーションなので、プログラマのできることなど、たかが知れているな~とも思ってしまった。

  • あくまで個人の主観で、かなり悲観的に見ればの話だが、よほど強い専門知識やスキルがない限り、ゲームプログラマの価値は単なる実装上の労働力でしか無いと思っている。

  • もちろん、コミュニケーション能力や、マネジメントなど、技術的な部分以外にもスキルになるものはあるはずなので、そういう意味では価値を高めて行けるとは思いたいが。

  • しかし10~20年くらいでこういう労働力系のゲームプログラマは死ぬんだろうなと思っていたが、今はAIの進化が想像以上に凄まじく、もっと速く死期が来るかもしれない。先輩プログラマとかに相談したら、流石にないと思うけど…みたいな反応だったが

  • AIを使いこなすには、ある程度の基礎能力は必要なので、数年は労働力でもいけるとは思うが、現状でもプログラマではないクリエイターが、それなりにリッチなゲーム完成させられる事例も出てきているので(「ジラフとアンニカ」など)、何かしら自分のクリエイティブをわかりやすい形で出力する能力は必要になってくるのではないかなと思っている。

  • しかし、違う専門性のある能力を新たに勉強するのは並大抵のことではない。社会人と学生は可処分時間が違いすぎる

  • ゲーム業界だと基本的に締め切りに追われる日々なので、余裕を持って自由に研究できる時間というのは手に入れることが難しい。それに研究ができるような会社は投資や安定的な運営タイトルや激強IPなどを持っていて、資金的にも余裕があるようなところなので、中小レベルでは厳しい感じがする。あるいは研究期間分の開発資金をパブリッシャーがくれるとかしか無い。

  • もっと気軽に他の分野を勉強できるような社会になって欲しいな~。そっちのほうが質の良い娯楽や文化が生まれると思う。平安時代や江戸時代に文化が栄えたり、西洋哲学が発展したのは暇だったからだ(要出典)

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