苦手の反対は好きだった。

みなさま、GWいかがお過ごしでしょうか?
私は、GW初日に次女から風邪をもらい、微熱で寝込むところからスタートしています。泣
今は、鼻水のみで身体も元気です。
味覚がなくなるほど、鼻水がひどかったので
健康のありがたみもより実感しましたね。

私の記事に辿り着いて頂き、
ありがとうございます。

私は、看護の専門学校卒業し、看護師、補整下着代理店経営。
専業主婦をし、昨年4月から旦那さんは会社員。
私一人で原木しいたけ農家に起業。
今、山田奈々オリジナルの女性支援構築中です。

noteでは、自分の人生棚卸しや、日頃の気づきをゆるーく綴っています。

ぜひ最後まで読んで頂けると、嬉しいです。

さて今日は、昨日実家で祖父の卒寿の祝いで
親戚一同がコロナから4年ぶりに
27名勢ぞろいで集合しました。

祖父の話かと思いきや、今日は妹と昨日、
気持ちが分かち合えた話をしますね。

私は3人姉妹の長女に生まれ、
4歳と6歳下の妹がいます。
仲が良い姉妹かと言われたら、
そうではなくて・・・

特に4歳下の妹(Kと呼びますね)とは、
いつも水と油のように混ざるけれど、
混じり合えない仲でした。

小さいころは、
4歳下だと遊んでいたかもしれないけれど、
あんまり記憶がなく、私が思春期の頃には、
私を好きで近づいてきてくれたのに対して
「うるさい、静かにして」と
強く八つ当たりしていました。

妹に冷たくしてしまう態度もまた、
自己嫌悪に陥り、
自分がより大嫌いになっていきました。

両親は仕事で忙しく、
私たち子どもの話を聞いてくれるのは
同居している祖母。

けれど、祖母にも学校で嫌なことや
自分をよく見てほしい見栄があったので
自分のネガティブな気持ちは、
話せず心に蓋をしていきました。

どんな感情も自分の気持ちを話せないって、
今思うと悲しいし辛い。
自分を信じれないからこそ、
より人に頼ることが出来ず、
一人で頑張らなきゃと感じ、
20代後半まで生きてきました。

心に蓋をした自分だったので、
プライドの塊だった私は
妹と話すこともできなくなっていました。

妹が明るく私に話しかけてくれることが、
今の自分にはイラついてしまう。
そんな自分も嫌だし、
妹にも態度で表したくない。

中学、高校は、夕食、お風呂以外は、
部屋に引きこもるようになっていきました。

私は専門学校も卒業し、
妹のことも母から聞いていたけれど
あまり関わることもなく看護師になりました。

私が、補整下着代理店経営を
目指すようになったときに
妹が受験に失敗し、泣きすぎて
中耳炎が悪化し頭蓋骨まで炎症が起き、
手術することになりました。

私も自分を変えたかったからこそ、
妹のことが心配で
お見舞いに一人で行きました。
そこから妹と話すようになった気がします。

妹は私のことを好きなのは
体感で分かっていたけれど、
私は自己肯定感が低いので、
こんな私を好きになってくれるのは
恥ずかしいし、申し訳ないとも思っていました。

今思うと、
妹が人を好きなんです~っていう態度が
羨ましかった。

自分に出来ないことが出来る妹に
なりたかったからこそ、
思春期は八つ当たりしてしまったのだと
感じました。

昨日まで、妹とのわだかまりがあったんです。

私たち家族は、15年前、
母が脳梗塞で倒れています。

私が23歳。妹19歳と17歳。
まぁ、いろいろありました。
(これから投稿でひとつずつ綴っていきますね)

妹は、私を好きという割に話すと強気な対応し、
理論的に話され、受け止めてもらえない。

自分は妹と会うと疲れ、
ここ数ヶ月会わないよう距離を
取っていました。

妹も察知していたのか、
昨日数ヶ月ぶりに会った私たちは
よそよそしかったんですよ~。

私も、少し緊張していました。
姉妹でもそんなことあるんですね。笑

食事の席はバラバラだったけれど、私が途中で
2人の妹の席に移動しました。

会話をしていくうちに、はっとしました。

私の話に、妹は優しく受け止め、
私を褒めてくれたんです。

もう目が点になりました。

2か月の間に妹が変わっている。
あ~もう過去の妹じゃないんだと
気づかせてもらいました。

私も嬉しくて、その後の3姉妹の会話は
とても居心地がよかったです。

帰宅後、妹にメールで
自分の素直な気持ちを伝え謝りました。

妹も私を小さい母のように慕っており、
私に認めて
もらいたかったと正直に話してくれました。

夜、私の旦那さんに泣きながら、
「やっと38年間の苦しみから、解放されたよ。
やっと、やっと今から自分の未来のスタートが
切れる」と伝えることが出来ました。

祖父の卒寿のお祝いの席。

親戚が集合するのも最後と
心が感じていたからこそ、
自分の人生の歯車がやっと
はまって好転していく感覚がありました。

私は妹が苦手と思っていたけれど、
苦手は反対の好きの気持ちだった。

ずっと妹と仲良くしたかった。

小さいころから
下の二人の妹が楽しそうに遊んでいるのを
中に入れてという勇気がなかったんだと。

自分のプライドが邪魔していて、
素直になれなった。

あのときは、そっけない態度をとってごめんねと言えた自分を褒めたいと思う。

自分の気持ちを正直に話すって、
なんて心安らかな気持ちなんだろう。

一つ一つ、重い鎧が取れていき、
背中に羽が生えてきているぐらい
身体が軽くなる感覚を、感じた昨日。

過去も見方を変えると、良き思い出ですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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