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己土(街)の特長

己土の質は畑、田園、広平な大地です。

人々が集まり、田や畑を耕し、商売をしたり、交流したりする中で情を分かち合い、人との繋がりを作っていくのが己土の生活の舞台です。人、物、事が集まるかどうかが自身の魅力に繋がるかどうかの鍵になります。大地の気を持つため、気持ちが安らぐ風情が漂い、人の往来が多くなり、如才なくざっくばらんな人間交流が楽しめます。米や果物など、物々交流も盛んになり、まさに流通の世界が展開します。ただし、お互いの相対感覚が健全でなければうまくいきません。

己土は対等な感覚で公平に人と付き合い、高い場所から上目線で接するのではなく、同じ位置に並んだ庶民感覚を大切にします。持ち前の如才なさでうまく対物、対人関係を築けますが、求める物事によっては、慎重でシビアな面が出ます。そこには心の甘さはありません。
相手を信頼、信用をしないとプライベートな面を見せないという冷静さが備わっているからです。

戊土に比べて内に蓄えた物が深く、多くないので、表面的には明るくドライな感じに見え、人間関係においては親切で付き合いやすい印象を与えます。田園、街という限られた小さな土の世界に住む己土は、自分の居場所が快適であることがいちばんの要素です。

もともと自我が強く頑固なところがあり、自分が納得しないと動きませんが、そのための努力を惜しまない、こまめな本質を持ち合わせているのがこの星です。