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甲木(樹木)の特長

甲木の気質としては、雑気の入らない、朝の爽やかさを感じさせる明るさの持ち主で、自身も好んでその方向に進んでいきます。

甲木のタイプは大きく2通りに分けられます。
一つはまっすぐ伸びて偉容さを見せていくタイプ。
もう一方は、柔軟さを描きながら美しさを見せていくタイプです。

これらのスタイルを現実の生活に置き換えると、あまり周囲の環境になじむことを強要するのではなく、自身本来の個性を生かしていく生き方がふさわしいといえます。

甲木は絶えず惜しみない年月の積み重ねがあるからこそ、高く伸びていきます。仕事、交友、取引関係のすべてにわたって公私ともに人とのつながり、信用を根底としていくことが大切。自分の世界で生きていくという強い意志がないと弱い甲木になり、信頼を得られません。人に見えない努力、内容の貯蔵量があってこそ自信につながっていきます。

『イソップ物語』に旅人が暑い日差しを避けて大樹の木陰に身体を憩わせるという話が出てきますが、まさに甲木は人々の安息所となる働きが最良です。甲木には人助けで知られる人物たちが多く出ています。森や林の中には、ケヤキ、クスノキ、カエデなどいろいろな樹木あります。その木々をよく観察するとそれぞれ自立して生きていることがわかります。
甲木の人は他人にすがっていきることが難しいのです。