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METガラが面白かった

似合う似合わないは別として、それなりにお洒落に時間とお金を使っていた20代から幾星霜。宅配生協で納豆を買うついでに、一緒に入っているカタログでパンツ(ズボンのほう)を買うくらいの、なんならそれを気に入ってリピート買いもするくらいの40代になってしまいました。

「ファッション」と自分との距離が42.195キロメートルくらいに感じられる今日この頃ですが、先日行われたMETガラの、参加者の皆さんのお衣装を見るのは、本当に楽しかったです。

ドレスコードの「The Garden of Time(時間の庭)」を解釈して美しく独創的に昇華させている数々のドレスも、消化不良で面白いことになっている数々も、ドレスコードをほぼ無視しているアレコレも。

私が一番気に入ったのは、話題になっていた「砂のドレス(バルマン)」で、たぶん着用しているタイラさんの美しさ愛らしさがまずは自分の好み、というのもあるんですが、とても美しくてオリジナリティがあって、テーマにもあっていて・・・ということで、すごいなぁと感服。

その他にもいろいろ、数えきれないほどの「おおお!」がありましたが、本当に単品では素晴らしいドレスも、似たような他の人のドレスの中に埋没していたり、上品すぎて目立たなかったり、難しいものだなぁと。

パーティ当日から数日したら、ブランドのSNSなどで、ドレスのメイキングや、当日の舞台裏なんかの動画が公開されたりして、それも楽しかった。
気の遠くなるような刺繍のプロセスとか、あとは、当日ホテルでメイクと着付けが終わったセレブが、車で会場まで行くのに、背面に立体的な装飾があったりして座れないので、天井高のある車の中でケラケラ笑いながら立っていたりするの、なるほどそうなのねぇと思って見ていました。

そういえば10代の頃毎週一生懸命見ていた「ファッション通信」が、BSで今もやっているのに最近気づいた。
また、ちょっと見てみようかな?と思う。
まだ、間に合うのかな・・・ファッション。

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