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野球場へいこう⑥〜未来のエンゼル・スタジアム(Angel Stadium of Anaheim)〜

トナカイだよー。

みなさんこんにちは。そしてこんばんわ。

このタイトルにしてあれなんですけど今回は今の球場紹介じゃなくて未来の話をしようと思います。

というのも本日6月24日(現地6月23日)にですね、モレノを中心としたエンゼルスのオーナーグループがエンゼルスタジアムをこんな形にしたいなという未来への展望を発表したようなんですよ。

それがどんな感じなのかをそのオーナーグループのSRB Management社より画像を拝借して紹介していきますよ。

まずこの金はあるけどそのせいで金だけに限らず口も出してくる王様のようなオーナーグループ様のおかげで少なくとも2050年までアナハイムにエンゼルスが居ることは決まってるんですよ。以降は5年のオプションがあるらしいけど僕も生きてるか分からないのであんまりちゃんと気にしてないです。オーナーのモレノは今年74歳なのでドラゴンボール集めない限りは2050年まで生きてる可能性低いです。こういう長い契約を見ちゃうと人生の短さを感じてしまいますね。

さて、まずGoogle社のGoogle Mapより借用した現在の大雑把なエンゼルスタジアム周辺のマップを貼ります。

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これを衛星写真にすると

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こんな感じです。周りは駐車場なんですよ。

まあこれ行くと分かるんですけど、エンゼルスタジアムはダウンタウンの中にある球場ではないんですね。なので周りには何もないです。住宅とか会社とかが点在してる感じですかね。夜の試合後とかは真っ暗です。メトロの駅があるのでそれを使ってロサンゼルス方面から観戦に来る人もいるかも知れませんが、基本的に車で来場するというのがアナハイム民のスタイルだと思います。

そんな球場周りをモレノはどうしようと考えているかというと

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こんな感じです。画像はSRB Management社より拝借しています。

おいおい駐車場ないやんけとなりますよね。アナハイムの民はどうやって行けば良いんだとなりますよね。あっ、電車で行けばいいじゃんとか考えてる人は考えを改めてください。前述しましたが電車で来る人はほぼいません。なんなら観光客だけだと思う。電車に乗るのが面倒とかそういうのじゃなくて電車はファンの住んでる地域のほとんどをカバーできてないと思うので。

エンゼルスはエンゼルスタジアムを含めたこの153エーカーを持ってるんです。1エーカーはネットで調べたところおおよそ1224坪らしくそれはサッカーグラウンド1つ分に相当するらしいので153エーカーはかなり広いですね。平方メートルに換算すると619169.0平方メートルだそうです。とにかく広いってことですね。

この詳細をまた拝借した画像で紹介すると

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こんな感じにするみたいです。マンションを含む総計5175戸の住宅地とか企業オフィスとかホテル、レストランなどのエンターテイメントな施設を建てて一つのパークを作ろうと思っているようですね。駐車場も一応あるっぽい。写真の感じからして立体駐車場なのかな。

アナハイム外からの観光客を目当てにするならこういうホテルはありがたいですよね。ただここに泊まったら野球観戦をするしかない毎日になりそうですが。いや、メトロでロサンゼルスまで行って観光とかもありか。大谷くんのおかげで日本から来る人もウキウキですね。僕も老体に鞭打ってホテルの上層階から球場を見なければ。

そしてこれよく見ると球場自体も微妙に改築してるんですよね。まずレフトスタンド側がオープンなエリアになってますね。

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2018年シーズン前にここの巨大ビジョン改装したのにそれ取っ払って全部開けちゃうんかいと思いましたけどこういうの良いですよね。

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サンディエゴのパドレスがいるペトコパークもライト側がそんな感じですね。サンディエゴがどんな感じか貼っておきます。変なおっさん映ってますけど本人の許可貰ってるんで大丈夫です。

でも、これ一応球場のゲート内なんですよ。だからフラッと通りがかってここまで来ることはできません。それ出来たらタダ観戦できちゃいますもんね。多分エンゼルスも似たようなことを計画してると思いますね。他にこういう形状でフラッと立ち寄れる球場あったらすみません。僕の知識がパドレスしかないもので。

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でもエンゼルス以外の例えばさっきのサンディエゴとかサンフランシスコとか(またトナカイ体験談からやんけ)のダウンタウンにある球場に行くと、この写真みたいな雰囲気に慣れるというかそういうもんだと思ってしまうから(日本の球場が街中にあるものばかりだもんね(所沢市は知らない))、大谷くんフィーバーでアナハイム行って「えっ、なんもないやん」って状態よりは、この写真みたいな色々な施設の中に球場みたいな雰囲気って欲しくなるよね。

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現状の夜の球場周りはかなり暗いですからね。

そういえばエンゼルスタジアムって昔々、僕が生まれるよりも前の頃、レフトスタンドはそもそも開いてたですよ。

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こんな感じです。

この白いAは今は赤くなって場所ももっと駐車場の中の方に移動していますね。その移動になった理由、というかそもそもここに客席を作った理由はNFLのロサンゼルス・ラムズがこのスタジアムを使うことになってその分の客席を確保しなければいけなくなったからなんです。

そう考えると再びここを開けるというのはある意味原点回帰的な部分もあるかも知れませんね。

ちなみにこの周辺改修の話はこれだけで終わりじゃないんですよ。

実はアナハイムってエンゼルスタジアムからメトロと道路を挟んだ近所にNHLのアナハイム・ダックスの本拠地ホンダセンターがあるんですよ。

またグーグルマップさんから写真を拝借すると

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こんな感じのリッチです。ご近所物語ですよ。

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ちなみにエンゼルスタジアムのライト側から普通にこんな感じに写真撮れます。僕がダックス応援してるのはシンプルにアナハイムのチームだからって理由だけですからね。アナハイムに愛着持ってるので。

話はそれましたけど、このダックスは少なくとも2048年までアナハイムに居ることが決まってるんですけど、ここも同じように周りを開発しようと計画しているようなんですよ。それが現地時間だと明日6月24日(日本時間6月25日)に発表されるそうです。

合わせて250エーカーを超えるプラチナムトライアングルの開発は2025年に始まるとか。

ホンダセンター周りは分かりませんが、少なくともエンゼルスタジアム周りだけでも工事関係者だけで3万人分の仕事が発生し、完成した建物からは4万5千人の永続的な仕事を発生させるという。

実は2015年にもアナハイム側がこの周りを変えようと計画していたんですよ。

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その時の未来予想図がこれですね。なんかウィーバーが見えるな。

だから少なくともアナハイム側もこの駐車場を様々な用途の施設にしたい意図は持ってると思うので今回のモレノ側の計画は実行されるでしょう。というよりもうアナハイム側は邪魔できないはず。そもそもこの153エーカーと球場は買い取ってるんだから。要はwin-winということですね。

ということでいかがだったでしょうか。こういう未だ見ぬ景色への想像はワクワクしますよね。あと気になったのは座席ですかね。赤いレプリカユニを着たファンで埋まってることを表しているのか、それともイス自体を赤にするのか。シンシナティなんかは赤い座席ですよね(ふと浮かんだのがグレートアメリカンボールパークだったのでシンシナティを例に出しちゃいました。他の赤い贔屓の皆さんいたらすみません)。なんにしてもウキウキしますね。生まれ変わったエンゼルスタジアムで僕と握手しましょう。

というわけで今回の記事はこんなところで終わりたいと思います。

アナハイムのあるオレンジ群のローカル紙の記事そのままと言っていいほど参考にしているので英語に自信ニキは読んでみてください。そして僕に詳細を教えてください。

それではみなさん、ごきげんよう

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