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現代における哲学って?

古代や中世ではわからなかったことがインターネットで何でも知れる時代…
圧倒的情報量ッッ!!
そんな現代に生きるため「何を自分の芯に置くか」そんなことを決めるのが現代の哲学なんじゃあないか、そう思うこの頃です。

そりゃあ確かに古代は観測するすべもなかったので「原子が存在する!!」なんて言っても机上の空論の域を出なかったわけです。
では、机上の空論を唱えていた人が我々現代人より劣っていたか?
答えは否だと思っています。自分の頭の中や今観測できる情報だけで様々な推論を立てる。これがいかにすごいことかを再確認することが哲学者たちの考えを学ぶことだと思っています。

インターネットにより大体の疑問は解消されるすごい時代に私たちは生きていますよね。
井の中の蛙、大海を知らずと中国の荘子さんは語ってました。現代ではだれもが画面を通してではありますが、大海原を見ることができるのです!すごい!!世はまさに大航海時代!!

そんな時代に私たちが養わなければいけない能力、それは「情報を取捨選択する力」です。(情報の審美眼ともいえるかと思います!)
例えば、先ほど記述した「井の中の蛙、大海を知らず」。これには「されど青さの知る」という続きがあるといった噂をよく耳にします。
一見すると確かにありそうだと思わせる続きですが、実際には荘子はそんなことを言っていないらしく、誰かが付け加えたのがそのまま一人歩きしている状態ですね。このようにもっともらしいことであれば例え審議は不明でも真になってしまうのが、情報であふれた現代の怖い所です。(まあ、ぶっちゃけ荘子と話したことないんで、書物に残ってないだけで荘子が言っていた可能性だって0とは言い切れません笑)

話がそれてしまいましたが、ここで大事なのはやはり「情報を取捨選択する力」です。自分が「?」と思ったことは調べてみる。調べた情報の中で一番納得できるものを拾う。そうしていつかは自分で考え、わからない問題に自分なりの解答を導き出す。これが現代を生きる我々の哲学の一つの形だと思います。

今後はそういった観点から、哲学者の紹介を私自身の考えを勝手に語りながら紹介したり、死生観を科学的な見解も入れながら話したり、日常生活で思ったことを実際調べたりして公開していきたいと思っております!
拙文ではありますが、読んでもらえると幸いです!

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